元タレント中居正広氏(53)と女性アナとのトラブルをきっかけに騒動となり、昨年大揺れに揺れたフジテレビでまたぞろセクハラ、パワハラ疑惑が取り沙汰されている。


 7日配信の文春オンラインは「『全員の前で恫喝、殴る、蹴るなど…』フジテレビ人気番組プロデューサーが“連続パワハラ”で降板していた」との見出しで、現役社員のこんな証言を伝えた。


「12月になって、フジの名物プロデューサーで『千鳥の鬼レンチャン』の総合演出を務めるA氏が番組の収録から姿を消したんです。パワハラ問題で降板させられたと専らの噂です」


 A氏は2001年入社の40代で見出しのバラエティー番組や2023年の「FNS23時間テレビ」演出などを担当してきたが、スタッフらへのパワハラ、セクハラの数々が露見したというのである。


「フジでは、昨年末で退社した藤本万梨乃さんら、アナウンサーの退社ラッシュが明らかになっています。椿原慶子永島優美、岸本理沙アナら計6人にのぼり、中居氏の騒動との関連性も指摘されています」とは、某週刊誌芸能デスク。


「中居氏をめぐるトラブルで、セクハラやパワハラの蔓延を第三者委に認定されたことを受け、フジはコンプライアンス部門などでハラスメント防止研修の強化や相談窓口の整備、就業規則の見直しなどガバナンス改革にあたると昨年発表しました。『それは本当に機能しているのか』とスポンサーから疑問視されているのではないでしょうか」という。


■仏作って魂入れずの改革と、優秀な社員から去っていく職場環境の関連


 関係者によると、騒動で離れていったスポンサーは戻って来ているとはいえ、1月の再開社数は466社(昨年518社)と90%、2月は465社(昨年536社)と86.8%。「視聴率が下がって今やキー局最下位レベルですし、給料も悪くなった」という声もあり、職場環境は良好とは言えないようだ。元フジテレビの芸能評論家、中野義則氏はこう言う。


「仏作って魂入れずじゃありませんが、外枠だけ奇麗にしても、肝心の中身がついていっていない。何よりも、長年の膿をまだ出し切っていないのでしょうね。昨年は連ドラ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』などのプロデューサーが放送開始と共に退社し、社内騒然と報じられましたが、ショックは分かります。

優秀な人、発信力のある人が去り、再生と逆行するような上司がますます幅を利かせる。そんな負の連鎖が続いていると聞いています。それを断ち切れるかどうか、今が正念場だと思います」


 民放テレビの斜陽はフジだけじゃないが、再生するには「現役員をガラガラポンで総入れ替えするくらいの改革が必要」(同)とされ、道のりは険しそうだ。


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