【2026新春「笑」芸人解体新書】#3
粗品(霜降り明星)
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最近、何かと世間を騒がせているのが霜降り明星の粗品である。彼が何か発言をしたり、行動を起こしたりするたびに、それがネットニュースに取り上げられ、SNSで話題になり、大きく広まっていく。
記憶に新しいのは、昨年末に「女芸人№1決定戦 THE W」の審査員を務めたときのことだ。彼は「正直、一秒も面白くなかったです」といった辛辣な言葉を並べて、長々とネタに対する講評を行った。そのことで放送直後から賛否両論が巻き起こった。
もっとも、彼の審査は単なる悪口ではなかった。悪い部分をはっきり指摘する一方で、改善案を提示したりしていたし、良い点については率直に褒めたりもしていた。その内容がきわめて具体的かつ的確だったことから、「むしろ誠実な審査だった」「プロとして信頼できる」と評価する声も多くあがった。
この件に限らず、粗品は以前から歯に衣着せぬ発言で話題を振りまいてきた。先輩芸人である宮迫博之を「宮迫」と呼び捨てにして、挑発的な言動を繰り返したこともあった。自身のYouTubeチャンネルでは、話題のニュースについてあえて賛否両方の立場から意見を述べる「1人賛否」という企画を行っている。ここでは中立という建前で過激な意見を堂々と述べている。その舌鋒の鋭さは他の追随を許さない。
このような言動から、粗品は過激な発言で注目を集めるだけの「炎上芸」を売りにしているように見られがちだが、本質的には優秀な芸人である。
ネタ、トーク、企画といったあらゆる形で自ら笑いを生み出しながら、炎上系インフルエンサーのような過激な言論でも注目を集める彼は、両方の要素を備えたハイブリッド型の新世代芸人なのだ。
彼が自分に向けられた批判をものともせずに活動を続けていけるのは、自分のやることに圧倒的な自信があり、常に結果を出して、着実にファンを増やしているからだ。
過激さと実力を併せ持ち、周囲を巻き込みながら状況そのものを動かしている粗品は、お笑い界の台風の目のような存在である。
(ラリー遠田/お笑い評論家)

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