公開には2週間の差があったが、 “師弟対決”となった木村拓哉(53)主演の『教場 Requiem』(東宝)とSnowМan・目黒蓮(29)の『ほどなく、お別れです』(東宝)は、どうやら目黒に軍配が上がりそうな気配をみせている。


 当初は2作品とも、バレンタインデーの週末に公開される案もあったというが、両作に目黒が出演していることなどもあり、STARTO ENTERTAINМENTと東宝が協議を重ね、2月6日に『ほどなく~』、2月20日に『教場~』の公開で決着した。


 24年12月公開の木村の前作『グランメゾン・パリ』(東宝/ソニー・ピクチャーズエンタテイメント)が興行収入42億円を超えるスマッシュヒットとなったことも踏まえ、関係者の多くは木村が有利だと見ていたという。


 目黒が『SHOGUN 将軍 シーズン2』の撮影で1月下旬にカナダへ飛び立ってしまったことでプロモーション活動がフル稼働できないことも、「木村が一歩リードするだろう」との判断材料となった。


 そして、両作品の公開初日から3日間の観客動員数と興行収入は、『教場~』が約43万人・約6億1100万円、『ほどなく~』が約45万4100人・約6億3900万円とほぼ拮抗する形となった。


 目黒は木村のことを“役者としてのお手本”“人生の師匠”と公言してはばからない。木村としては、自分より数字が上回った可愛い後輩を頼もしく感じる半面、やはり俳優としては複雑な心境もあるはずだ。


「動員数などの数字だけ見れば“痛み分け”にも見えます。しかし、木村の『教場』はトータルの興行成績ランキングで、たった1週しか第1位を獲得できませんでした。公開3日間で興収6億円を稼ぎ出すような作品は、少なくとも2~3週の間はトップの座を譲らず、徐々に数字を落としていくものなのですが、たった1週で脱落してしまったのは残念な結果でした。しかも、そのトップは『ほどなく~』に取って代わられたわけですから悔しいでしょうね。目黒の不在が“めめが日本にいなくても大丈夫、私たちはいつも応援しているから”というSnow Manファンたちの気持ちを強くしていることもあるのかもしれません」(映画関係者)


 実際、『ほどなく~』は非常に堅調だ。公開から24日間の興収成績~観客動員数約223万5500人、興収約30億5900万円で、興収200億円を突破した『国宝』(東宝)の途中経過とも遜色がない。どこまで数字を伸ばすのか。

ハリウッドに挑戦する俳優として、目黒は木村に何度となく心構えや、仕事に向き合う姿勢などについて相談し教えを乞うてきた。リスペクトする大先輩と人気急上昇の後輩の世代交代の波が押し寄せているようだ。


(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)


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