相当後ろめたいようだ。


 日刊ゲンダイの既報(10日発行)通り、自民党の鷲尾英一郎衆院議員(新潟4区)の陣営が2月の衆院選の期間中に、違法な有料広告をネットに配信していた疑惑が浮上。

本人が「新潟4区は鷲尾英一郎です」などと語る様子を収めた動画を流した疑いがある。公職選挙法は、選挙期間中に候補者の顔や名前を前面に打ち出した有料ネット広告を配信することを禁じており、新潟県警が刑事告発状を受理したことも分かっている。


 日刊ゲンダイは記事掲載に当たり、5日に鷲尾事務所に質問状を送付。事実関係の確認や見解を示すよう求めたが、回答は一切なかった。改めて見解を問うため、日刊ゲンダイ記者は11日に国会周辺を歩いていた鷲尾氏本人を直撃した。


 記者は、スマホのカメラで動画を撮影しながら、取材を敢行。名刺を示すと、鷲尾氏は「おー、どうも」と言いながら、記者が手にしたスマホに目を向け「これは何ですか?」と逆質問してきた。


■小走りで議員会館に向かっていった


 記者が取材のために撮影している旨を伝えると、かすかに苦々しげな表情を浮かべ、青信号が点滅した横断歩道を小走りで渡り始めた。逃げ切りを図ろうとする意図がアリアリだったため、記者は鷲尾氏に並走。「正式回答がないが、どうなっているのか」「有料広告の配信を指示したのは鷲尾議員本人か、それとも陣営か」などと質問を投げかけた。


 ところが、鷲尾氏は記者に一切目を向けることなく、議員会館の出入り口に速足で向かっていった。「答える気がないということか」とも聞いたが、「失礼します」と一言だけ発し、会館内に去っていった。


 記者は動画撮影をやめ、なおも鷲尾氏を追跡。名刺を受けるよう要請したが、「結構です」と言い、最後は「議員専用」と記されたエレベーターに乗って逃走した。この間、約120秒、鷲尾氏が言葉を発することはほとんどなく、完全にダンマリを決め込んだ。


「今回の一件は、SNSで〈選挙の公正を歪ませてる〉〈違法なら説明が必要〉などと批判的な声が上がっています。鷲尾さんは今月下旬に都内で、来月下旬には地元・新潟県内で政治資金パーティーを開く予定だそうだが、口をつぐんだまま支援者の前に立てるかは微妙なところでしょう」(永田町関係者)


 国会議員のクセに自分の言葉で説明もできないとは、情けない限りだ。


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 直撃の様子はコチラからご覧いただけます→https://www.youtube.com/watch?v=cU7g00U93KE


 鷲尾氏の疑惑の第一報、『【スクープ!】自民・鷲尾英一郎陣営が衆院選期間中に違法な有料動画広告を配信! 新潟県警が刑事告発状を受理』もあわせて読みたい。


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