元衆院議員の石原伸晃(68)が芸能事務所と契約したと13日報じられ、ネットで有権者らがザワついている。


 契約した「ジャパン・ミュージックエンターテインメント(JME)」は篠原涼子寺島進谷原章介らが所属し、3月からそこに仲間入りした石原はスーツも新調し「47年ぶりの新入社員」と語っているそうだ。


「政界引退から約8カ月での電撃転身ですが、業界からは『そういうことだったのか』との感想が聞こえてきます。昨年12月30日のTBS系『年末ジャポン』に元女優の夫人、里紗さんと35年ぶりに夫婦共演し、ことしも2月18日の『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレ朝)や同10日の「踊る!さんま御殿!!」(日テレ系)と、テレビ出演が相次いでいた。この頃からもう、芸能界でやっていくことが決まっていたのでしょうね」


 とはスポーツ紙芸能デスク。


「ただし、有権者からの反響は必ずしも友好的なものばかりではありません。引退表明の際に『外から政治を見ていく。国を思う気持ちは変わらない』などと言っていたのはどうしたのか。また、芸能プロ所属となり、まずは映画、ドラマに挑戦したいとしていることに対してです。もともと父は石原慎太郎、叔父は石原裕次郎、長弟の石原良純はタレントという芸能一家ですから、血筋なのでしょうけど、映画やドラマとなると『裕次郎に挑戦か』という文脈でみられ、ネットは大荒れに近い状況です」(同)


 石原は日刊スポーツの取材に、人気ドラマシリーズで映画にもなった任侠モノ「日本統一」のファンであるとし、こう語ったそうだ。


《好きが高じて自分の役だけでなく勝手に台本も考えてあるんです。バーテンダーの役で。先日は密かにロケハンもして、大阪の新地にピッタリのバーを見つけました》(13日配信の日刊スポーツ)


 台本に加え、演技の稽古も自主的にしているようで、里紗夫人からは「クサくてクサくて。現代物なのに歌舞伎みたい」と言われるのだと打ち明けている。


■昭和の大スター石原裕次郎の偉大な足跡とどう向き合うのか


「石原裕次郎は、俳優として日活『嵐を呼ぶ男』『狂った果実』などのアクション映画が有名ですが、1960年の『城取り』、62年の『零戦黒雲一家』、65年『昭和のいのち』『花と竜』など、任侠モノの作品群も多数残しています。裕次郎の任侠役は『不良性感』とされた男らしさとロマンチシズムがあり、任侠映画の人気で日活の黄金期を築き、勝新太郎高倉健ら東映勢と並ぶ『巨頭』と呼ばれたものです。伸晃さんに対抗心はなかったとしても、俳優をやって、任侠ものともなれば、偉大な叔父さんの名前は避けては通れない。そのあたり、どのように考えているのでしょうか。他人事ながらも、気になってしまいます」(映画関係者)


 政界での権謀術数や票取り合戦といった経験が、そのまま通用する世界ではないだろう。そこに新人として、入っていくというのだから、批判も受け止める覚悟は持っているのか。ネットのみならず映画ファンも業界人も、関心を持っていることだろう。


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 やはり、この人の居場所は国会にはないようだ。関連記事【もっと読む】参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前…では、石原伸晃氏への“立候補封じ”の動きについて伝えている。


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