自民党の「ホープ」もこんなものか。
小林鷹之政調会長が15日のNHK「日曜討論」に出演。
衆院での審議時間は2000年以降最短となる59時間。野党側から「財政民主主義がないがしろにされた」「国会が政府の下請け機関みたいな形で採決になってしまった」と批判が続出。
すると小林氏は「今、こういう(中東)情勢の中、一日でも早く成立させなければならない」と断った上で、「(今月7日の)土曜日の委員会開催も提案させていただきましたよね。仮にやっていれば7時間積み上がるので『66時間』。でも、それを残念ながら野党の方々に拒否されてしまった」と発言。“おまえらが断ったんだろ”と言わんばかりに、かすかに笑みを浮かべてみせた。
■野党は土曜開催を拒否してない
ところが、すかさず参政党の豊田真由子政調会長が反論。「野党は土日も夜も含めていくらでもやると言っていたが、当時は赤沢亮正経産相が訪米されるとのことで、エネルギー問題の担当大臣がいないのに審議はできないという話になった。決して野党が拒否したわけではない」と小林氏の主張を一蹴した。
さらに、小林氏が審議短縮の理由として「中東情勢の混乱」を持ち出した点にも物言いがついた。共産党の山添拓政策委員長が「与党はイラン攻撃の前から(今月)13日採決の日程を提示していた。最初から『年度内成立、13日採決』ありきという姿勢をとっていた」と指摘。要するに、「中東情勢の混乱」は後付けの理由でしかないわけだ。
小林氏といえば、東大法卒後、旧大蔵省に入省するなど、エリート中のエリートだ。
頭も切れるはずだが、なぜこんな簡単に論破されてしまう言い訳をしたのか。
「彼は非常に優秀ですが、アドリブができない。政調会長として定例会見には応じるが、急なぶら下がり取材にはほとんど対応しません。キチンと予習してからでないと発言できないわけです。今回も“お勉強”した上での発言でしょう。『土曜開催』も『中東情勢』も与党幹部がたびたび口にしていましたからね。“自分もこの言い訳で押しきれる”と考えたのだと思います」(政界関係者)
意外とカラッポな男なのかもしれない。
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