TBS系朝の情報バラエティー「ラヴィット!」の新年度に伴うリニューアルが視聴者から不評を買っている。同番組は2021年3月29日に放送をスタートし、今春で6年目に突入。

麒麟川島明(47)がMCを務める番組のコンセプトは、「ニュースなし! ワイドショーなし!」で、ニュースも扱う他局の朝の情報番組とは一線を画す内容を貫き、その差別化が功を奏し、安定した視聴者の獲得に成功していた。


 しかし、各曜日のレギュラーからお笑い芸人が減り、タレントとアイドルが増えるリニューアル情報が今年2月に浮上。川島はすぐさま「誤解のないよう言いますけど、そんなに変わらないんで。安心してください」と否定するも、月曜レギュラーだったサッカー元日本代表GKでタレントの本並健治(61)、元なでしこジャパンFWでタレントの丸山桂里奈(43)夫妻が隔週レギュラーに変わることが発表されている。ほぼ毎週出演していたピン芸人のおいでやす小田(47)の出演が、新年度を迎えてからいまだないことも含めて、既存の視聴者からは落胆する声も多く上がっている。


 さらに出演者だけでなく、番組そのものの内容にも変化があり、新年度から主婦向けの料理企画やロケが増えている。今まで他の朝の情報番組と差別化できていた最大の要因である芸人中心のトークや肩肘張らずに楽しめる緩い空気感が失われつつあるとして、今回のリニューアルが“改悪”と見る向きが強まっている。


■強まった「ジョブチューン色」


「恐らく番組側は安定した主婦層視聴者の獲得と、各局の課題でもある若年層視聴者の獲得に舵を切ったのでしょう。3月25日の放送で、MCの川島さんが『制作が今日で最後やから申し訳ない』と発言していますが、実際に2024年から総合演出を担当していた村居大輔さんは3月で番組を離れ、後任にはバラエティー番組『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』などを手掛けている原田薫さんが起用されました。プロデューサーも『ジョブチューン』を担当している河本恭平さんらに変更されており、テコ入れがあったのは事実と見てよさそうです」(放送関係者)


 テコ入れは、新たな視聴者獲得のチャンスと、既存の視聴者離れを促してしまうリスクを天びんにかけることにもなる。現状で「ラヴィット!」のリニューアルは後者になってしまっているようだ。


「4月からリニューアルしたばかりで、まだ試行錯誤中かもしれませんが、今までの番組の良さが消えてしまうことで、テコ入れでむしろ固定化していた視聴者離れを加速させてしまう可能性が現状では高いように思います。

お昼のよくある主婦向け番組みたいになっていて、もったいないという印象で、《主婦は料理や中継が好きなわけではないですよ。何も考えずに見れるお笑いがみたいんです!》という声も散見されており、番組ファンの心がどんどん離れつつあるようです」(同)


 情報番組でありながら、芸人中心の空気感をゆるく楽しめていた「ラヴィット!」の独自性が損なわれた今回の改編によって、“番組消滅”なんてことにならなければいいが……。


  ◇  ◇  ◇


 「ラヴィット!」の苦戦は田村真子アナの結婚の影響もあるのか? 関連記事【もっと読む】『TBS田村真子アナ“結婚ロス”拡大で地殻変動も 2026年「好きな女性アナ」1位のダークホースは24歳の“朝の顔”』も必読だ。


編集部おすすめ