「この患者は嫌がらなかった」


 エロ鍼灸院長は、わいせつ行為に及んだ女性の様子をタブレットにこう入力していた。


 施術中の30代女性の下半身を触るなどしたとして、警視庁新宿署は16日、「新宿西口鍼灸整体院」の院長、宮本啓稔こと宮本昇被告(55)を不同意わいせつの疑いで再逮捕した。


 容疑内容はこうだ。


 昨年8月23日午後8時過ぎ、宮本被告は被害女性と2人きりの院内で施術を始め、徐々に胸や陰部付近に手を伸ばした。触り方がおかしいと思った女性は「やめてください」と抵抗したが、宮本被告は「リンパがたまっている」「もっとかわいくなれるよ」と言って、体を触り続けた。


「被害女性が鍼灸院を利用するのは2回目だった。宮本は初回の施術できわどい部分を触って反応をうかがい、抵抗しないとみると、次の施術でさらにギリギリのところを攻めていた。狙いを定めた女性と2人きりになるため、他の従業員が帰った営業時間後に予約を入れさせていた」(捜査事情通)


 女性が被害を訴え、事件が発覚。押収されたタブレットには、別の複数の女性にも同様の行為をしたことを記録した「メモ」が残されていた。


 調べに対し、「どの患者さんの件についてか分からないため、黙秘します」と供述。宮本被告は別の女性客に性的暴行を加えたとして、すでに起訴されている。


 宮本被告は1999年に専門学校を卒業。2003年に新宿西口鍼灸整体院を開業した。


 鍼灸院のHPには<体が良くなったら、次は美容整体でキレイになりたい>とあり、<累計来院患者数8万人以上><初診リピート率90%以上><大手口コミサイト130以上高評価><メディア取材30回以上>と明記。

自身がコメントした女性誌や、著名人との2ショット写真を掲載していた。


「宮本は少林寺拳法の有段者で、定期的にキックボクシングのセミナーを開催。アスリートやミュージシャンも施術に来ていることをアピールして、女性客を信用させていた。実際、テレビ番組に出演して花粉症に苦しんでいる声優に対策をアドバイスしたこともあったそうです」(前出の捜査事情通)


 HPには<当院はその方一人一人の身体を、キチンと丁寧に診るために「完全予約制」を取っております>という断り書きがあった。


 何人の女性がわいせつ鍼灸師に体を弄ばれたのか。


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