お洒落でおいしくてバリエーション豊か。女性を中心に、パスタの人気は根強いですよね。

料理もドリンクも、世界チャンピオンが監修
お店に行ってみてビックリしたことが2つあります。ひとつめは、監修しているシェフ。なんと、グルメ界では有名な山田剛嗣(やまだよしつぐ)さんです。山田シェフは、フランス料理の名店「ゴードン・ラムゼイ」など、世界の名だたるレストランで活躍。さらにはイタリアで開催された世界一のパスタシェフを決める大会「バリラ・パスタ・ワールドチャンピオンシップ」で、初代世界チャンピオンに輝いたほどの達人です。

そんな山田シェフが「プルス」のすべてのフードとドリンクメニューをプロデュース。同店でしか食べられない、革新的で遊び心のあるパスタがズラリと並びます。
「早い×旨い」を実現した斬新な調理法
「パスタのファストフード」というからには、ファスト感も気になるところですよね。同店ではなんと、注文が入ってから提供までの時間は約3分! すべて乾麺を使っているのにこの早さは、あらかじめ麺を下茹でして急速冷蔵する独自の「プレボイル調法」によるもの。仕込み段階でベストコンディション直前の状態にしておくことで、クイックな提供と、できたてのおいしさの両立を可能にしているのです。

ソースとの相性を追求し、8種類のメーカーから取り寄せている麺も見逃せません。




ちなみに、パスタの基本ボリュームは85g。100円追加で100gのラージサイズに変更できます。

ただパスタを食べるだけではなく、カフェとしても使えたり、夜はワインとのマリアージュを味わえたり、いろいろ楽しめるのも面白いところ。


アメリカ式・スクエアなパッケージがお洒落!
ビックリしたことの2つめは、パッケージ。同店では、パスタの提供にスクエア型のペーパーパッケージを採用しています。このタイプは、アメリカなどでは定番ですが、日本での定着度はまだまだ。日本に上陸したチャイニーズレストランチェーン「パンダエクスプレス」などで見るぐらいでしょうか。お洒落なデザインもあいまって、これは人気が出そうです!

アメリカには、日本で見られないパスタのファストフードがけっこうありますが、まだ上陸はしていません。そんななかで登場した「プルス」は、日本における新しいフードカルチャーの火付け役になりそうな気配を感じます。
外食業界全体を見れば、焼肉や焼鳥など、これまでは考えられなかったような業態にもファストフード化の波が押し寄せています。パスタ専門のファストフードは新しいトレンドになりそうな予感! いまのうちに要チェックといえるでしょう!
【SHOP DATA】

PULS(プルス)恵比寿店
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-11-13
アクセス:JRほか「恵比寿駅」西口徒歩3分
営業時間:10:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:なし