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家政婦という働き方もある。韓国が用意したのは、その他に家事管理労働者という立場。3か月前は100人だったが、今は1200人まで迎え入れる方向で論議が進んでいる。
もちろん、タイやインドネシア、ミャンマーやネパールも含まれるが、主力はフィリピン人だ。
家政婦というざっくりなくくりではなく(それを望む人は否定はされない)、「子供の世話」と「一般家事労働」にサービスをわけてスペシャリストを育てる。これについても、利用側の韓国の有識者の論議だけでなく、あまりの長時間労働に疲弊しているなど労働者たちの意見も取り入れられて、「働きたい国韓国」を目指している。賃金的には、日本より高いのだから。
おそらく、家政婦さんや家事労働者に対する、利用側の意識もかわってきているのではないだろうか。特に「子供の世話」などは、相当のスキルが必要だ。
ただ、韓国という国が用意した試験的人員に入っている人は、権利も立場も守られていく。だが、民間も似たような条件で各国で募集をかけ、劣悪な環境と低賃金、詐欺雇いも勃発するであろう。
フィリピン人のあのキラキラした透明な目の輝きを守るために、ここは韓国政府にがんばってもらいたい。
【編集:fa】