法律とは、一度制定されたら、善悪は別にして大きく変わることなどないのだ。ましてや、自分たちは対象外と考える偉い人に伝わることはない。伝わったとしても偉い人の血筋の若い者が「あることないことな理由で」徴兵逃れになるだけだ。
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徴兵を逃れるために韓国国籍を放棄した若者が、この5年で2万人近くいるという(逆に、海外永住権を持ちながら、志願入隊を申請した者は、約2800人いる)。
今年の韓国の現役入隊規模が20万人予測で、兵役を逃れるために韓国を去ったのがその10人に1人。
今今韓国を離れたからと言って国籍がなくなるわけではない。男の子を生んだその日から、親がレールを引き子供がそこに乗る。留学などの長期居住で外国籍を取得し、韓国籍を放棄する。これに親が同行し、なんなら一族で消えてしまう場合もありだろう。海外で生まれた多重国籍者もまた、捨てるなら韓国籍を捨てる。
アメリカだと今でも徴兵制があると思いきや、1973年に廃止されている。
国会議員は「国籍法期は、懲役逃れに悪用されている。厳格な基準を作らねば」と言っている。
命は一つ。人生は一回。国のために死んでいる場合ではない。ジェンダーな世の中、これからはもう男性だけでなく、女性にも徴兵は課されるだろう。
世界が戦争に向かっているような、きな臭さが漂っている。
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