今更だが、韓国には、軍隊があり、徴兵制度も存在している。もう二度と徴兵されない、あるいは、偉い人になり議会で居眠りしている世代はもう戦争に呼ばれることはない。
だから、声をあげて「徴兵反対」と多くの母親が、多くの未成年たちが訴えたところで、韓国の法律は変わることはない。
 
 法律とは、一度制定されたら、善悪は別にして大きく変わることなどないのだ。ましてや、自分たちは対象外と考える偉い人に伝わることはない。伝わったとしても偉い人の血筋の若い者が「あることないことな理由で」徴兵逃れになるだけだ。

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 徴兵を逃れるために韓国国籍を放棄した若者が、この5年で2万人近くいるという(逆に、海外永住権を持ちながら、志願入隊を申請した者は、約2800人いる)。

 今年の韓国の現役入隊規模が20万人予測で、兵役を逃れるために韓国を去ったのがその10人に1人。

 今今韓国を離れたからと言って国籍がなくなるわけではない。男の子を生んだその日から、親がレールを引き子供がそこに乗る。留学などの長期居住で外国籍を取得し、韓国籍を放棄する。これに親が同行し、なんなら一族で消えてしまう場合もありだろう。海外で生まれた多重国籍者もまた、捨てるなら韓国籍を捨てる。

 アメリカだと今でも徴兵制があると思いきや、1973年に廃止されている。
韓国国籍を捨てた者は、アメリカやカナダ、日本、オーストラリアやニュージーランドなど先進国の国籍を取得する。一番多い66%はアメリカだ。

 国会議員は「国籍法期は、懲役逃れに悪用されている。厳格な基準を作らねば」と言っている。

 命は一つ。人生は一回。国のために死んでいる場合ではない。ジェンダーな世の中、これからはもう男性だけでなく、女性にも徴兵は課されるだろう。
世界が戦争に向かっているような、きな臭さが漂っている。
【編集:fa】
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