このほど日本初の女性首相、第104代内閣総理大臣に高市早苗氏が就任した。高市首相の経歴や功績については、読者諸氏の方が下手な記事より詳しいかもしれない。
私生活でも、今年2025年から配偶者の高市拓氏(旧姓:山本)の在宅介護をしており、公私ともに寝る暇がないのではないのではないかと心配されている。

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 とにかく女性初の総理大臣だから、今までの男性ばっかりの政治とはかなり違った何かを発揮してくれることを国民は期待している。あえて「傷もの」呼びして、過去に不祥事を起こしてしまい悔い改めている萩生田光一議員らにチャンスを与えるべく党の要職に復帰させる太っ腹なところも見せている。

 しかしだ。プーさんの国からの対応だ。本来新しい総理大臣が誕生した場合、各国から「儀礼的であっても」祝辞が送られる。直筆の手紙、旧来の国際電報、FAX、直接電話(これは公式カウントされない場合もある)などなど、両国間の関係性が垣間見られる祝辞だ。官邸から、どの国からどのような祝辞が寄せられたかなど発表もされる(発表してもマスコミが拾いきれない小さな国などはエクスキューズだ)。

 中国は、高市総理が所信表明演説で「安全保障上の深刻な懸念」とあげたことに、「安全と平和において、中国は最も実績がある大国」と反論してきた。
そして、探っていくと、祝辞が中国からはまだ届いていないらしい。だが中国からは異例にも「外交慣例に基づいて、すでに適切な対応をしている」と発表された。適切な対応とは、嫌いな人には出さないも入るだろうし…人間的には小さいなと思える。
出したら出したと言えるのではないだろうか。

 高市総理は、タカ派とも知られている。しかし、憲法9条の元、日本は、中国に土足的な侵略はしないのに。男の嫉妬ほど醜いものはない。

【編集:fa】
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