2020年1月14日、12日から、フィリピンマニラ空港から約80kmに位置するタール火山(TAAL VOLCANO)で、噴火が続いており、周辺住民は避難している。

その他の写真:タール火山(TAAL VOLCANO)のある、batangasの様子(Facebook個人ページから)

 火山監視を担当するPHIVOLCS-DOSTは、危険度レベル4を出し、半径17km圏の約100万人に避難を呼びかけている。


 昨日まで、マニラ空港での離着陸便数は、制限されていたが、現在は通常通りの運用になった。フィリピンの離島リゾートへの旅行を計画している人の中には、マニラでの乗り換えを止め、セブでの乗り換えに切り替える動きが出ており、セブ行の航空機に満席が増えている。比較的空席が多かった、日本から釜山やソウルで乗り換える韓国のLCC・チェジュ航空の予約率も上昇している。

 タール火山は1977年を最後に大きな噴火はなかった。周辺地域では、PM2.5に対応したN95規格マスクの入手が困難。ドゥテルテ大統領は14日現地を視察する予定。
【編集:RO】
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