【その他の写真:中国イメージ】
ところが、だ。中国には「一日男友(一日彼氏の意味)」というお出かけ・対面サービスとしてにぎわっていると言う。「男友」の質に関しては、安くてもいい人もいるだろう。高くても、傲慢な人もいるだろう。値札で推し量ることはできないが、安い人で1時間数十元から、高いところで30分190元(約3370円)。日本のホストを呼び出すよりは、確実に安い。
定義としては、おしゃべりを楽しむ、お買い物を一緒にするなど健全な男女関係だ。オンラインで予約することができる(男性向けのデリヘルのように、写真で選ぶこともできるだろう)。
ただ、健全な定義はタテマエであり、これは一種の契約だ。住まいを用意して何カ月かキープする「時間買い=人身売買」もできなくはないし、双方が合意すれば「買春」もできる。
中国の若者は愛情に飢えていると、専門家は分析するが、人身売買や買春は、かなり稼いでいる若者しか利用できない。若者と利用者を特定しているが、富裕層の女性、あるいは男性でも購入は可能だ。双方が合意に至れば問題はない。
これに際して、日本の出張ホスト系のサイトを調べてみたが、どこでも「性的行為は法的に禁じられています」と明記されている。女性向けの性感マッサージでも、ギリギリのところで本番は行いませんとある。女性が買っても、日本では、売春行為に当たるからだ。
中国では、人口を増やすために「産めよ、増やせよ」が叫ばれている。このような関係であっても妊娠する可能性もある。だから、公認するのだろうか。
【編集:fa】