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もちろん、韓国のサイトにないモノは、隣国中国のサイトから購入する。国交は断絶していないので、中国の業者が直接配達することも充分にある。
韓国には、京畿道利川(イチョン)がある。
北朝鮮には、江原道伊川(イチョン)がある。
漢字で書くと、違うが、英字で書くと同じになる。
韓国のイチョンに配達を頼んだ品物が、北朝鮮のイチョンに配達された。送られたのは、スマートフォンの液晶画面9万ウォン(約8600円)。配達から11日経っても品物が届かない韓国人は、追跡をしてみた。「北朝鮮イチョンhrの配送完了」となっていた。もちろん、購入者はサイトに苦情を申し出た。しかし「北朝鮮に送られた商品を見つけることは困難」として、約97万ウォン(92700円)の補償金が提示された。
こういうことは、珍しいことではない。
スマホにしてもアップル製品にしても、北朝鮮の一般の民が使えるものでもない。配送場で働く者の中に、北朝鮮に送る係がいるとしたら、これからも、不思議な誤配は多くなることだろう。
【編集:fa】