【その他の写真:ソウル地下鉄 公式ページから】
先日、韓国の地下鉄で、ショッピングカートによる事故が起きた。高齢者女性が、カートを押したままで地下鉄に乗ろうとした。しかし、カートの前輪が地下鉄車両とホームの空間に落ちた(挟まった)。このまま地下鉄を発車させることはできない。
万が一の人身被害を想定して、すべての乗客が降ろされた。後続車両は運休になった。カートはなかなか抜けない。
そんな切迫した中、カートを押していた高齢者女性は、白菜など手に持てる食材を拾って、駅の外に出て行った。…厚かましいのもいい加減にしろ。申し訳なさとかは微塵も感じられなかったという。
地下鉄は14分遅れで運行再開した。
そもそも、この地下鉄の駅の上に「カートを設置しているスーパー」などがあったのか。冒頭に書いたように、隣や向かいならまだ理解できるが、地下鉄に乗って行かねばならないところまで、カートを盗んでいく気だったのか。
加齢すると、少々のことには面の皮が厚くなるものだが、カートはお店のものであり、持ってきたら窃盗だから。いや、持ち帰った食品もお金を払ったとは推測できない場合、万引きだから。
韓国人は、日本人の「ちょっと貸してね~」を超えたところにいる。
【編集:fa】