昭和時代は後に「激動の時代」と呼ばれるほど、日本にとって大きな変化のあった時代であり、2度の世界大戦を乗り越えて、経済大国へと成長を遂げた時代でした。平成の世になって数十年が過ぎた今、昭和時代をなつかしく思い起こす人も多いのでは。
そこで今回は、「昭和時代に子供が普通に買えた物でおどろくもの」を調査してみました。

■驚愕!昭和時代に子供が普通に買えた物ランキング
1位:ヒロポン
2位:シンナー
3位:睡眠薬
⇒4位以降のランキング結果はこちら!

1位には《ヒロポン》がランク・イン。《ヒロポン》とは、有機化合物の一種であるメタンフェタミンを主成分とする商品です。第2次世界大戦以前から強壮剤として一般に市販されていたとのこと。覚せい剤特有の強い副作用が問題となり、1949年に政府によって劇薬に指定され、1951年には覚せい剤として一般の使用が全面的に禁止されています。

2位には《シンナー》でした。
《シンナー》は、ペンキなどの塗料をうすめる際に使われる有機溶剤です。特有の臭いがあり、吸い込むと中枢神経を麻痺させる作用があります。まるで酔っ払ったような感覚を味わえることから、昭和40年代に青少年の間で「シンナー遊び」として広まり、大きな社会問題となりました。

3位には《睡眠薬》が選ばれました。1960年代に若者の間で流行した「睡眠薬遊び」は、一般に市販されていた《睡眠薬》「ハイミナール」を多用していたそうです。この問題をきっかけに、政府は未成年への販売を禁止したとのこと。
現在では、医師の処方箋がなくては入手することができなくなっています。

ランキング上位には、今では使用が厳しく禁止されている危険薬物が選ばれました。人体への深刻な副作用があまり知られていなかった昭和時代…子供でも簡単に買えていた事実におどろきを隠せませんね。現在は所持だけで違法になるものもありますので、くれぐれもご注意ください!

調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2015年4月23日~2015年4月27日
有効回答者数:500名(男性:250名 女性:250名)