それまでの日本バンドとは一線を画し、主に「ギターポップ」や「ネオアコ」などの洋楽に影響を受けて誕生した「渋谷系」サウンド。J-pop界に大きな衝撃を与えた渋谷系の発信地であったHMV渋谷店が8月22日に閉店し音楽界の一時代に幕を閉じましたが、渋谷系といえばあなたは何を連想する?


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 1位は《小沢健二》でした。
「オザケン」の愛称で知られる彼は、コーネリアスの《小山田圭吾》と89年に《フリッパーズ・ギター》を結成。彼らの耳新しいサウンドはJ-pop界に多大な影響を与え、一挙に渋谷系アーティストを牽引する存在となりました。解散後はソロ活動を開始した小沢は今年の5月から6月にかけてツアーを実施し、未だ若い世代を魅了し続けています。2位には《東京スカパラダイスオーケストラ》がランク・イン。スカを基調としながらも、多種多様な音楽性を見せる彼らのサウンドは多くのアーティストから評価を受け、奥田民生や椎名林檎を始めとする数々の実力派アーティストたちと共演を果たしました。海外からの評価も高い彼らは、今月頭にはヨーロッパツアーを行い11月からは日本で全国ツアーの予定と大忙しの様子。メジャーシーンとは一線を画した多様な音楽性が渋谷系サウンドの大きな魅力といえるかもしれません。

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※この結果は科学的な統計にもとづくものではありません
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