寝付きやすいのはパジャマ
パジャマで寝ることが安眠につながることは、調査データからも判明しています。パジャマとパジャマ以外で寝ている人の寝つきまでにかかる時間を調べた調査結果では、パジャマで寝た人の平均は38分、パジャマ以外で寝た人の平均は47分という結果となりました。
また、夜中に目覚めてしまう回数も、パジャマで寝た人は3.01回、パジャマ以外の人は3.54回でした。パジャマを着て寝ることで入眠がスムーズになり、夜中に目覚めにくくなるのです。
汗をかく寝入りばなに安眠を促すパジャマ
人間は寝ている間に大量の汗をかくため、パジャマは、吸湿性や通気性を考えてつくられています。特に寝始めに大量に汗をかいて体温を下げるので、パジャマ以外のものを着て寝ていると、汗が気化できずに不快感から目覚めやすくなりやすいのです。
パジャマには眠りの時間を意識させる役割も
パジャマにはもう一つ役割があります。それは、着ることによって「眠りのための時間」だということを意識させることです。仕事から帰宅後に、スウェットなどの部屋着で過ごしていると、そのままソファで過ごしてつい電気をつけたままま寝てしまうといったことが起こりがちです。寝る1時間前までに入浴をし、パジャマに着替えることで、眠るための身体と心の準備が整います。
特に一人暮らしなどで、リビングと寝室が同室のワンルームに住んでいる人は、起きている時間と眠る時間の区切りを持ちにくいので、パジャマに着替えてメリハリをつけるとよいでしょう。
眠るときに着るものは、寝るためにつくられたパジャマが向いています。夜ぐっすり眠れないと悩んでいる人は、快眠のためのパジャマを揃えませんか。