goo Wikipedia より
悪性黒色腫とはどのような病気なのでしょうか?
悪性黒色腫は悪性度の高い皮膚がんであり、“ほくろのがん”としても広く知られています。また、色素産生能をもつため、黒褐色の平べったいあるいは盛り上がった皮膚病変となることが多いのですが、色がついてないことも、また、口腔、外陰部などの粘膜や眼の結膜などに生じることもあります。
原因は?
発生頻度に人種差がみられ(多い順で白人、黄色人種、黒人)、露光部の発症が多いことから、日光紫外線、とくに中波長紫外線の関与が指摘されています。また、足の裏や指(趾)の爪部(そうぶ)などに生じることから、くぎを踏んだ、ドアに指をはさんだなどの外的刺激もその誘因と考えられています。
悪性黒色腫の症状や原因・診断と治療方法 ‐gooヘルスケア
思春期以降に気づいた7 mm以上のほくろは要注意
一般的なほくろがメラノーマに変化することはほとんどありません。しかし、もしもメラノーマだった場合、ほくろだと思って放っておくと進行してしまうことも。思春期以降に初めて気づいたほくろが大きくなっていたら、皮膚科の専門医に診てもらったほうがよいでしょう。
受診する前に自分で疑ってみるチェックポイントがあります。
●直径が7mm以上(鉛筆の断面くらい)
●思春期以降にできて少しずつ大きくなっている
●形がいびつ(対称形でない)で色むらがある
ほくろはどうやってできるの? ‐ 健康コラム gooヘルスケア
チェックポイントにあてはまる方は、自己診断せずに専門医の診察を受けることをお勧めします。
メラノーマは進行すると他臓器へ転移することもある危険な疾患ですが、早期治療で完治が可能です。