さらに川崎麻世さんも2013年に耳管開放症を患い、治療を受けていることを公表されました。
耳管開放症てどんな病気?
通常は閉鎖されている耳管が開放されたままの状態になり、耳閉感や自声強聴(自分の声が大きく聞こえる)などの症状を引き起こす疾患である。
耳管開放症とは – goo Wikipedia
どんな症状?
耳閉感(じへいかん)や、滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)を起こすことがありますが、自分の声が響いて聞こえたり、ゴーゴーという自分の呼吸音に悩まされたりします。
中島さんも活動休止の5年ほど前から右耳が聞こえづらく、詰まるような症状を感じていたそうです。
治療の方法は?
軽症では生活指導、トランキライザー(精神安定薬)の投与で様子をみます。効果がなければ、耳管開口部に薬液を噴霧して炎症を起こし、狭窄させる保存的治療が一般的ですが、これは効果の持続時間が短いのが欠点です。時に鼓膜チューブ留置術により自覚症状が改善することがあります。
耳管狭窄症、耳管開放症の症状や原因・診断と治療方法
原因は?
かぜに伴う上気道炎、副鼻腔炎(ふくびくうえん)に伴う後鼻漏(こうびろう)であることが大半です。
耳管開放症は、最近増加傾向にあり、女性がやや多くなっています。
誘因として体重減少(ダイエット)、妊娠や経口ピル、中耳炎、運動、放射線照射、顎関節症、頸部自律神経異常、吹奏楽器演奏が報告されています。
耳管開放症とは – goo Wikipedia
誰にでも起こりうる病気なので、耳に違和感や耳閉感を感じたり、自分の声が響く自声強調や、呼吸に連動して耳鳴りを感じる呼吸音聴取などの症状がある方は医師の診察を受けましょう。
さらに耳管開放症以外にも耳の異常から考えられる病気があるので気になる症状がある方も適切な医師の診察を受けましょう。