世界的に見ても国土に占める山の割合が多い日本、もちろんその数もかなりのものです。
地図に載っている山名だけでも1万6千以上あるそうで、地図に載っていないものを含めるとまだまだあるんだとか。
そんな数多く存在する日本の山ですが、当然これだけの数があれば名前もかなりの量になりますよね。
そこで今回は「全国の難読山名」を調査・ランキングにしてみましたので、ご覧下さいませ。
1位 一尺八寸山(みおうやま)
2位 爺爺岳(ちゃちゃだけ)
3位 岨巒堂山(しょらんどうやま)
⇒4位以降のランキング結果はこちら!
1位は大分県中津市・日田市の「一尺八寸山」!
一尺八寸(約54cm)という字面なのに「みおうやま」と読む大分県の「一尺八寸山」が堂々の1位に。
名前に一尺八寸という表記があるものの実際の標高は706mで、この一尺八寸は「この山で仕留めた3匹の猪の尾の長さが合計一尺八寸だった」や「この山にいた三岐の蛇の尾の長さをたすと一尺八寸あった」といった理由からこの文字が当てがわれたようです。
読みの「みおう」は「三尾」を意味するとされ、この2つの逸話から取って付けられたようです(三尾山で良いじゃんか)。
ちなみに「日本異様難読山名コンテスト」で投票により難読山名の日本一に選ばれたという、難読についてはお墨付きの山でもあります。
2位は国後島の「爺爺岳」!

別称「国後富士」とも呼ばれ、北方領土内における最高峰である「爺爺岳」が2位にランク・インしました。
読みは「ちゃちゃだけ」で、これはアイヌ語の「チャチャ・ヌプリ(老いた・山)」に由来する山名なんだそうです。
3位は新潟県佐渡市の「岨巒堂山」!

もう文字自体が難読漢字な新潟県佐渡市の「岨巒堂山」が3位を獲得しました。
読みは「しょらんどうやま」なのですが、残念ながら山名の由来については一切記述がなく、漢字から読み取るに「岨道(険しい山道)」と「巒(長く連なる山々)」から命名されたものだと考えられます。
いかがでしたか?
筆者は全49山名中3つしか読む事ができませんでした…。
今回は「難しすぎて読めない全国難読山名ランキング」をご紹介させていただきました。
(執筆:Hikaru Sano)
調査方法:gooランキング編集部が「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
有効回答者数:500名(20~30代男女:複数回答)
調査期間:2016年9月13日~2016年9月15日