パンに塗るとおいしい、マーガリン。
こんがり焼けたトーストに塗れば、ジュワッとした食感が味わえますよね。
しかし、なかなか使い切れないでいると、マーガリンの表面にカビが生えてしまったことはありませんか。
マーガリンにカビが生えたら?
『ネオソフト』をはじめとするマーガリン類を販売する、雪印メグミルク株式会社。
同社はウェブサイトを通じて、カビが生える条件や、表面にできたカビを取り除いて食べてもいいのかなど、消費者の質問に回答しています。
「ネオソフト」には保存料や防カビ剤を使用していないため、カビの胞子が付着するとカビが生えることがあります。
カビが生えるには、栄養、水分、空気(酸素)が必要です。マーガリン中の栄養素と空気中のカビ(環境常在菌)が付着した上、溶解や結露による水分が表面に出てくると、カビが生えます。カビは根を生やすように生育しますので、表面の見える部分のみ取り除いても根のような部分が残っていればまた生育しますので、食べることはお止めください。
雪印メグミルク株式会社 ーより引用
栄養、水分、空気(酸素)が、カビを発生させる条件です。
たとえ冷蔵庫で保存していても、マーガリン類を取り出したり冷蔵庫の扉を開け閉めしたりしているうちに、溶解が進んでしまうでしょう。
また、冷蔵庫の結露もカビの発生を進める原因に。
カビは根を生やすように生育していくため、マーガリン類の表面に発生したカビを取り除いたとしても、再度発生してしまう恐れがあります。
表面にできたカビを取り除いて、そのまま使い続けていた人がいるかもしれませんが、カビの発生を確認したら、マーガリン類は食べないようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]