すっかり一般的になったエコバッグ。買い物時にあると便利なので、いつも畳んで持ち歩いている人もいるでしょう。
そんなエコバッグですが、使い終わったらちゃんと洗濯をしていますか。
実はエコバッグを清潔に保たないと、食中毒のリスクが高まってしまうのです。
エコバッグを使う時の注意点
農林水産省でもエコバッグを使うにあたり、このような注意喚起を行っています。
エコバッグは、コンパクトにたためてお買い物で役に立つエコなアイテムです。
目につく汚れやニオイがなくても、知らぬ間に肉や魚の汁、野菜の土が、エコバッグに付着することがあります。
そのままにして使い続けると、食中毒菌が増殖してしまい、新たに購入した食品に菌が付着してしまいます。
農林水産省 ーより引用
エコバッグはきれいに見えても、実は汚れている可能性が高いもの。「これまで一度も洗ったことがない…」という人は要注意ですよ。

※写真はイメージ
続けて、農林水産省のウェブサイトでは、エコバッグを清潔に使うためのポイントを詳しくまとめています。
エコバッグは定期的に洗いましょう。(頻繁に買い物に使うのであれば、乾きやすいポリエステルなどの素材のものを選ぶと良いでしょう)。
肉、魚、野菜はポリ袋に入れましょう。
肉、魚、冷蔵・冷凍食品などの冷たい物は、まとめて入れて、温かいものと、密着しないように入れましょう。。
食品と日用品を入れるエコバッグを区別しましょう。
食品を入れたエコバッグの持ち運びは、短時間にしましょう。
農林水産省 ーより引用
より詳しい情報については、農林水産省のウェブサイトを参照してください。
食中毒のリスクを避けるためには、エコバッグをこまめに洗濯して清潔に保つことが大切です。
また、肉、魚、冷蔵・冷凍食品から汁が垂れてエコバッグに付着しないよう、ポリ袋の利用を心掛けましょう。
さらに気を付けたいのは持ち運びの時間。自宅に着いて冷蔵庫に入れるまで、炎天下の中で長時間過ごしたり、長い時間寄り道したりしないようにしてください。
あると便利なエコバッグですが、特に夏は清潔に保つことが大事ですよ!
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]