各地で猛暑日を観測している、2024年7月現在。
夏になると、細菌による食中毒が発生しやすくなります。
職場や学校に持っていくお弁当箱に保冷剤を入れて、温度を上げないように気を使う人も多いでしょう。
しかし、たまには作り立てのようなホカホカな料理を食べたくなりますよね。
調理用品などを販売するサーモス株式会社(以下、サーモス)のウェブサイトでは、夏にスープジャーや保温弁当箱を使用する際の注意点を説明しています。
夏のスープジャーや保温弁当箱、使用の注意点とは
気温が高くなる夏は、食品の温度管理が大切になります。お弁当を作る際にも、食材を冷ましてから詰めないといけません。
そのため、夏の時期にスープジャーや保温弁当箱を使うのに抵抗を感じる人もいるでしょう。
しかし、サーモスのウェブサイトによると、以下の点に気を付ければ、夏でもスープジャーや保温弁当箱は使えるとのことです。
スープジャー
●保温するときは、熱湯で予熱する
●スープなど中に入れる食品は熱々を入れる
●スープジャーには満量入れる(量が少ないと冷めやすくなります)
●6時間以内に一度に食べきる
サーモス株式会社 ーより引用
保温する時に熱湯で予熱し、なるべく熱々の食品を入れてください。
スープジャーには、適量を入れ、入れすぎには注意が必要です。なお、温度が下がってしまわぬよう、6時間以内に食べきるようにしましょう。
保温弁当箱
●ごはんは炊きたてのものを入れる。またはごはん容器ごと電子レンジで熱々に加熱してから保温する。
●おかずはしっかり冷ます
●おかずの水気は少なくする
●おかず容器の上に保冷剤を載せる
●6時間以内に一度に食べきる
●車の中など高温になるところには放置しない
サーモス株式会社 ーより引用
ご飯は炊きたてのものか、電子レンジで熱々に加熱したものを入れましょう。
おかずはしっかりと冷まし、水気を切ってください。
スープジャーと同様に、6時間以内に食べきり、車の中など、高温になるところには放置しないよう、注意しましょう。
ただし、夏の時期にスープジャーや保温弁当箱を使用できるのは、熱い食品が6時間経っても、細菌が繁殖しやすい20~45℃まで温度が下がらないのが条件です。
スープジャーや保温弁当箱の保温機能は商品によって異なる場合があるので、メーカーに確認してから使用してください。
夏でも熱々の料理が食べられるのは、嬉しいですよね。サーモスが教える注意点に気を付けながら、スープジャーや保温弁当箱を活用して、おいしい食事を楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]