クリーニングから戻ってきた衣服には、透明なビニールが掛けられています。

このビニールは、すぐに取り外したほうがいいのでしょうか。

それとも、そのまま保管してもいいのでしょうか。クリーニング後のビニール袋について調べてみました。

クリーニング後のビニール、そのままにすると…

埼玉県宮代町にあるクリーニング店『クリーニングコンドウ』に聞いたところ、このような回答がありました。

ビニールは持ち帰りいただいた後に外してください。このビニールは保護用ではなく、持ち帰る際に一時的に服が汚れないよう保護するためのものです。

風を通さない素材のため、そのままで保管すると内側に湿気がたまり、カビや虫が発生することがあります。

ビニールが掛けてあると保管時に汚れたり、ほかの衣服とこすれるのを防いだりできるので、そのままという人も多いでしょう。

しかし、ビニールを外さずに保管するのはマイナスなことばかりなのです。

クリーニングした服は持ち帰ったらすぐにビニールを取り外し、保護が必要な服は、保管専用のカバーを取り付けましょう。

「これってどうすれば…」 クリーニングで付いてきたビニール袋は取る?取らない?
クリーニングの写真

※写真はイメージ

ちなみに、ビニールではなく、不織布のカバーの場合は風を通すため、そのまま保管してもOKとのことです。

クリーニング店によっては有料で不織布のカバーを掛けてもらえるので、ビニールを外して別のカバーにするのが手間という人は、不織布のカバーにしてもらうといいでしょう。

「これまで掛けっぱなしだった」という人は、服を持ち帰ったら、すぐにビニール袋を取り外して保管してくださいね。

[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

取材協力クリーニングコンドウ
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