オーストラリアにはコアラやカンガルーを始め、たくさんの種類の野生動物が生息しています。

そんな動物たちを市街地で見かけることも珍しくないそうです。

ブーツの中に隠れていたのは?

ある日、シドニーのノーザンビーチに住む人がブーツを履こうとした時のことです。

足を入れると、何か小さな毛むくじゃらのものが触れたのだそう。

その人が、携帯電話のカメラを使ってブーツの中を見ると…フクロモモンガが入っていたのです!

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

フクロモモンガがブーツにしがみついて出てこないため、住人は野生動物の保護団体『WIRES』に助けを求めることに。

『WIRES』の救助スタッフのアンナさんが駆けつけて、フクロモモンガを無事に保護することができました。

検査の結果、小さなフクロモモンガは健康で、すぐに野生に帰す準備ができたとのこと。

アンナさんが近くの適当な木のそばで放すと、フクロモモンガは元気に帰っていきました。

『WIRES』がInstagramでこの出来事について報告すると、喜びの声が上がりました。

・めちゃくちゃかわいい!

・この小さな子を助けてくれてありがとう。

・子供の頃、クモやヘビに備えて靴を履く前に振るようにいわれていたよ。でもフクロモモンガだなんて!?

かわいらしく見えるフクロモモンガですが、とても気が強かったそう。やはり野生動物ですね。

この地域でフクロモモンガが見つかるのは珍しいのだとか。

ブーツに足を入れたらフクロモモンガが入っていたなんて、この人は相当びっくりしたでしょう。

結果的にブーツの持ち主にも、フクロモモンガにもケガがなくて何よりでしたね。

[文・構成/grape編集部]

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