シメジを調理した時、なんともいえない苦味を感じたことはありませんか。それをきっかけに、シメジが苦手になってしまった人もいるでしょう。

筆者は「シメジが古いせい?」と思うこともありましたが、買ったばかりのシメジでも苦味を感じることがありました。

苦味を感じることは頻繁ではないものの、この苦味の正体が気になってしまいます。

調べたところ、株式会社雪国まいたけ(以下、雪国まいたけ)のウェブサイトに情報がありました。

ぶなしめじはもともと苦味成分である「テルペン」を多く含んでいます。
まれに個体差により苦味が強く出てしまうことがありますが、成分自体は、植物に広く存在する物質で、体に害はありません。


きのこ料理検索サイト 雪国レシピ ーより引用

身体に害はないと分かり、まずはひと安心。これで子供たちから「苦い!」といわれても、しっかりと説明ができます。

購入したシメジは早速、スープに入れて、おいしく食べました。

苦みのあるシメジ、捨てた方がいい? 企業の情報に「それが原因か!」
しめじの入ったスープを作る写真
苦みのあるシメジ、捨てた方がいい? 企業の情報に「それが原因か!」
しめじの入ったスープの完成写真

ちなみに、キノコの消費期限についても、雪国まいたけのウェブサイトで確認してみました。

きのこは、キャベツやトマトといった生鮮野菜と同じ扱いになるため、消費期限はありません。ご購入後は、できるだけ早めにお召し上がりください。


きのこ料理検索サイト 雪国レシピ ーより引用

購入後は、なるべく早めに食べ切るほうがいいようですね。

シメジは季節問わず手に入れやすく、どんな料理にも合わせやすい名脇役。苦みがあるからといって捨てるのではなく、おいしく食べてみてくださいね。

[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]

編集部おすすめ