『ボリュームのあるおかず』と聞いて思い浮かべるのは、肉や魚を使った料理ではないでしょうか。
日本を代表する食材『豆腐』にも、肉や魚と同じようにタンパク質が豊富に含まれているので、アレンジの仕方によって立派な『メインおかず』になります。
お財布に優しい豆腐を使って、費用をかけずにお腹を満足させられる料理を作ってみませんか。
Instagramで野菜をメインとしたレシピを発信している『イソカカ』(isokaka.kyoto)さんが紹介する、『豆腐メインのアレンジレシピ3選』を紹介します。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
1.豆腐ステーキたっぷりキノコソース
ヘルシー志向の人に人気の『豆腐ステーキ』。具だくさんソースを使うことで、ボリューミーなおかずになります。

材料は以下の通りです。
木綿豆腐…1丁(300g)
シメジ…2分の1株
エノキ…1袋
シイタケ…2個
米油…大さじ2
醤油…大さじ3
酒…大さじ3
みりん…大さじ3
きび砂糖…大さじ1と3分の1
万能ネギ(小口切り)…適量
まずシイタケの石づきを切り落とし、カサと軸を薄切りにします。

シメジは石づきを切り落とし、バラバラになるように手でほぐしましょう。

エノキは根元を切り落としてから半分に切り、手でほぐしながらバラバラにします。

木綿豆腐は、1㎝幅に切ってから8等ぶんにしましょう。切り終わったらキッチンペーパーで包み、水気を取ります。

フライパンに米油を熱し、豆腐を並べて中火で焼いていきましょう。

焼き色が付いたら裏返し、両面が焼けたらフライパンから取り出して器に盛り付けてください。

豆腐を焼いたフライパンにキノコ類を入れ、しんなりするまで炒めていきます。

全体がしんなりしてきたら、醤油・酒・みりん・砂糖を入れましょう。

調味料を煮てキノコ類に味が染み込んだら、豆腐にかけて刻みネギを散らせば完成です。

2.豆腐の甘辛
秋になって食欲が出てきた人や、食べ盛りの子供がいる家庭では、とにかく『ご飯が進むおかず』が必要になるのではないでしょうか。
ついついおかわりをしたくなる、甘辛味がたまらないレシピです。

まずは材料を見てみましょう。
絹ごし豆腐…1丁(300g)
醤油…大さじ2
きび砂糖…大さじ1
みりん…大さじ2
ニンニク…1かけ
ごま油…大さじ2
片栗粉…適量
ネギ(小口切り)… 適量
はじめに豆腐を布巾で包み、重しをのせて30分水切りをします。

水気が取れたら布巾から取り出し、2㎝幅のサイコロ状にカットしましょう。

バットに片栗粉を入れ、豆腐の両面にまぶしていきます。

ニンニクは皮を取り、包丁でつぶしましょう。ニンニクを使いたくない人は、ニンニクなしでも構いません。

フライパンにごま油を引いて熱し、ニンニクを焼いていきます。

ニンニクの香りが出てきたら、片栗粉をまぶした豆腐を入れましょう。

豆腐の片面が焼けたらひっくり返し、両面がカリッとするまで焼いていきます。
ニンニクが色付いてきたら、焦げ目が付く前に取り出しておいてください。

全体に焼き色が付いたら砂糖・醤油・みりんを入れます。

調味料がぐつぐつしてきたらフライパンを回し、全体に味を絡ませましょう。

豆腐に調味料が絡まったらお皿に盛り、ネギを飾って完成です。

3.豆腐エビマヨ
次に、子供から大人まで人気の中華料理『エビマヨ』を、豆腐でアレンジしたレシピを見ていきましょう。エビが食べられない人にもおすすめですよ。

まずは材料です。
4人前
豆乳マヨネーズ…大さじ4
ケチャップ…小さじ2
醤油…小さじ1
砂糖…小さじ1
すりおろしニンニク…小さじ2分の1
黒胡椒…少々
木綿豆腐…1丁(330g)
片栗粉…大さじ2
はじめに豆腐をキッチンペーパーで包み、600wの電子レンジで2分加熱して水切りをします。
待っている間に、バットに片栗粉を入れておきましょう。

電子レンジから豆腐を取り出したら、スプーンで適当な大きさにカットし、全面に片栗粉をまぶします。

フライパンに深さ1㎝になるくらいの油を入れ、中火で熱しましょう。油が温まったら豆腐を入れ、こんがりと揚げていきます。

豆腐が揚がったらバットに移してください。
次にソース作り。ボウルに醤油・砂糖・ケチャップ・豆乳マヨネーズ・すりおろしニンニクを入れ、へらで全体を混ぜます。
ソースができ上がったらボウルの中に揚げた豆腐を入れ、全体に絡めましょう。

お皿に盛り付け、黒胡椒を振ったら完成です。

豆腐を使った斬新なレシピを3つ紹介しました。
「豆腐料理がマンネリ化している」「ヘルシーだけど食べ応えのあるおかずが欲しい」という人はぜひ作ってみてください。
[文・構成/grape編集部]