キッチンで頻繁に使う食品用ラップは、棚や引き出しにしまうよりも冷蔵庫に貼り付けておくほうがすぐ手に取れます。
しかし、磁石付きの『ラップホルダー』がなければ、ラップを冷蔵庫に貼り付けられません。
欲しいと思いながらも購入にいたっていない人は、ラップを使い終わった時がチャンスです。
Instagramで家事の時短アイディアを発信しているねむ(nemu_kurashi)さんは、使い終わったラップの箱を活用した『浮かせる収納』を紹介しています。
そのほか、日々の生活で役立つ『ちょっとした便利アイテム』と活用方法も合わせて見ていきましょう。
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簡単に作れるのが嬉しい!
ねむさんが紹介する『浮かせる収納』は、ラップの箱にひと工夫するのでちょっとした工作が必要です。
工作といっても『切って貼るだけ』なので、誰でも簡単に作れます。次の2つを用意しましょう。
・使い終わったラップの箱
・強力磁石
まず、ラップの箱から芯を取り出し、箱を広げます。

底の部分をはさみで切り取りましょう。

両端にある『つまみ』を切り取ります。

残った部分に強力磁石を等間隔に4つほど貼り付けましょう。

新しいラップの側面後ろ側に磁石を付けた紙板を入れます。

そのまま冷蔵庫に貼り付けましょう。

この方法は、ラップだけでなく『アイラップ』にも使えます。

使い終わった箱を広げ、中にある台紙を取り出しましょう。

数字が印字されている部分を切り取ります。

ラップの時と同じように、強力磁石を等間隔に4つほど貼り付けましょう。

『アイラップ』の底にある隙間に紙板を入れれば完成です。

箱を手で押さえれば、冷蔵庫に貼り付けたまま袋が取り出せます。

チャック付き袋を開けやすくする方法
ふりかけやごまが入っているチャック付き袋は、はさみで切った後に『開けにくい』という問題が生じます。
この悩みは、はさみで袋の口を切る時に工夫をして解決させましょう。
袋の口をはさみで切った後に、切り口の中心を片面だけ少し切り取ります。両面切ると開けにくくなってしまうので、切り取るのは『片面だけ』にしましょう。

これだけで驚くほど開けやすくなります。

フックをかける穴が空いている袋は、その穴を有効活用しましょう。
袋の口を『フックの穴がある部分だけ残して』カットします。

フックの穴がある部分を切り落とさないように、手前にだけ切り込みを入れましょう。

フックの穴がある部分がつまみとなり、開けやすくなります。

冷蔵庫などにフックを付けておけば、かけて収納できるので便利です。

ウェットティッシュを取り出しやすくする方法
ウェットティッシュには、ふたの代わりになるシールが付いています。
粘着が弱くなると隙間ができてしまうので、「いつの間にか乾いていた」ということも少なくありません。
そのような時に役立つのが、『セリア』で販売されている『フタ付ウェットシートケース クリア』(税込110円)です。

ウェットティッシュのシールを剥がし、取り出し口の半分くらいを覆うように『縦』に貼り付けましょう。
シールを貼り替えることで、ウェットティッシュの『2枚出てきてしまう問題』を解決できます。

『フタ付ウェットシートケース クリア』に入れれば完成です。これで、ウェットティッシュの乾燥と、取り出しにくさを解決できます。

『フタ付ウェットシートケース クリア』は、トイレシートの収納にもぴったりです。
詰め替え用のシートを袋からすべて取り出しましょう。

そのまま『フタ付ウェットシートケース クリア』に入れれば完成です。「専用ケースだと場所を取る」という時にぴったりなので、ぜひ活用してみてください。

小物を1つにまとめて収納する方法
常備薬やアクセサリー、ヘアゴムなどを1つにまとめて収納したい時に役立つのが、100円ショップでも購入できる『カードケース』です。

ばんそうこうや常備薬などを個別に収納できます。

指輪やピアスなど、少し厚みのある物の収納にもぴったりです。

カードケースには、『ボタンタイプ』と『ファスナータイプ』の2つがあります。
アクセサリーなど厚みのある物を入れる場合は、閉めやすいボタンタイプがおすすめです。
ねむさんは、このほかにもさまざまな暮らしのアイディアをInstagramで紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
[文・構成/grape編集部]