ジャガイモを料理に使う際、皮付きのまま使うこともありますが、どちらかといえば皮を剥くことが多いですよね。
この時、剥いた皮はすぐに捨ててしまう人がほとんどでしょう。
しかし、意外な活用方法があるのことを知っていますか。
本記事では、北海道北見市に拠点を置く『JAきたみらい』による、『ジャガイモの皮を使った簡単お掃除術』を紹介します。
ジャガイモの皮が意外な場面で役立つ!
『JAきたみらい』によると、以下の手順でシンクやグラスなどがきれいになるといいます。
【手順】
1.シンクやグラスなど、きれいにしたいものを水で濡らす。
2.ジャガイモの皮の内側の白いところで、汚れている部分を優しくこする。傷が付いてしまう恐れがあるので、皮の外側でこすらないように注意!
3.ぬるぬるした感触があればOK。水で洗い流して、布やキッチンペーパーで水気を拭き取ったら完了。
上記の方法で「洗剤を使ったかのようにきれいにできる」とのこと。また、汚れやすい風呂の鏡も水垢がとれ、くもり止め効果もあるそうです。
なぜジャガイモの皮できれいになるかについては、「ジャガイモに含まれるサポニンという成分が、石けんや洗剤のような効果を発揮するため」とのこと。
天然の成分のため身体や環境に優しい掃除が可能です。

※写真はイメージ
ジャガイモの皮を使った掃除方法を試してみた!
『JAきたみらい』では、シンクやガラス製の食器をジャガイモの皮でこすり、きれいになる様子をウェブサイトで公開しています。
その情報を元に、筆者も実際にジャガイモの皮を使ってシンクの蛇口を掃除してみました!
あまり掃除していなかったので汚れが目立ちますが…。

ジャガイモの皮でこすると、きれいになりました!

完璧にきれいになったとはいえませんが、軽い汚れなら取り除くことができ、さらに光沢が戻りましたね。
こびりついた水垢など、簡単には取れない汚れ以外には効果がありそうです。
例えばジャガイモの皮を剥いた際に、そのままシンクをこするなどすれば一石二鳥かもしれません。
『皮の外側でこすらない』といった注意点を意識しながら、試してみてはいかがでしょうか。
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]