【台湾グルメ】”夜市”で今大行列!屋台風の「焼きエリンギ」に挑戦♪甘醤油味で焼き付けて味変調味料で楽しむ♡
奥田政行シェフが指南!ハイパー食感を引き出すエリンギの切り方とは?
『あしたが変わるトリセツショー』で、エリンギの食感を引き出す切り方を教えていたのは、山形県鶴岡市にあるイタリアンの名店「アル・ケッチァーノ」のオーナーシェフ・奥田政行さん。
番組のアンケートによると、回答者648人のうち、7割以上の方がエリンギを縦に切っているという結果が。
実は、エリンギは傘と軸で、繊維の入り方が異なるそう。傘は繊維が規則的に縦方向に、軸は繊維が絡まってランダムな状態になっているんですって。そのため、傘と軸を一緒に縦に切ってしまうと、エリンギのハイパー食感を引き出せないことに。
切り方を変えると食感が変わるのだと、奥田シェフは、エリンギの4種の切り方を伝授していました。エリンギ2本をそれぞれ傘と軸に分けて切り、試してみましょう!
【切り方その① 傘部分をマッシュルーム切り】
マッシュルーム切りは、縦半分に切った傘をくし切りにするように分厚く切ります。切ったエリンギは軸が長いマッシュルームのような形に。
【切り方その② 傘部分をアワビ切り】
アワビ切りも、エリンギの傘を切るやり方。縦半分に切った傘を8mm厚さに薄く切ると、アワビのような平たい形になります。
【切り方その③ 軸部分をメンマ切り】
メンマ切りは軸の上部2/3を使います。
【切り方その④ 軸部分をホタテ切り】
ホタテ切りは軸の下部1/3を使います。5mm幅で輪切りにすると、ホタテのような丸い形に。
エリンギ2本を4種の形に切れたので、「不思議食感リゾット」を作って、エリンギのハイパー食感を味わってみます!
エリンギの4種切りがポイント!「不思議食感リゾット」を作ってみた!
【材料】(2人分)
エリンギ…2本(約100g)
有塩バター…20~30g ※エリンギ用。小さく切っておく。
お米…1合
ブイヨンスープ…700ml ※今回は、ブイヨン(粉末)大さじ1と1/2を、お湯に溶かしたものを使用。
にんにく(みじん切り)…小さじ1
有塩バター…10g ※リゾットに使用。
オリーブオイル…大さじ1+適量
こしょう…適量
1. エリンギの傘をマッシュルーム切りとアワビ切りに、軸をメンマ切りとホタテ切りにします。
先にお伝えした切り方を参考に、エリンギを4種の形に切ってくださいね。
2. バターを入れたフライパンを、強めの中火で熱します。バターが溶けきる前にエリンギを広げて並べ、両面がこんがりとするまで焼きます。
底面に焼き色が付くまで、ひっくり返さないのがポイントです。エリンギが薄いので、2分ほど焼いて順次ひっくり返すと、こんがりとした焼き色が♪トータル4分ほどで全体がこんがりと焼けたので、お皿に取り出しておきました。
3. 鍋ににんにくとオリーブオイル(大さじ1)を入れ、弱火で香りが出るまで炒めたら、お米を入れて軽く炒めます。
弱火で1分ほどにんにくを炒めると香りが立ったので、お米を加え、お米の表面にオリーブオイルが行きわたるように2分ほど炒めました。
4. 炒めたお米に、ブイヨンスープをお玉2杯分加えて軽く混ぜ、中火にかけておきます。水分が少なくなったらスープをお玉1杯ずつ加えて炒めながら、煮込みます。
スープを1杯加えるごとに、かき混ぜます。お米がスープを吸うと粘り気が出てくるので、焦げないようにかき混ぜてくださいね。今回は20分ほどかけて、スープをお玉1杯ずつ加えながら煮込みました。
5. スープをすべて加えたら、バターを混ぜます。器に盛って2のエリンギのバターソテーを乗せ、オリーブオイル(適量)とこしょうをかけます。
リゾットが炊けたら、バターを加えて混ぜ合わせます。
コリコリ&もちもち!とろ~りリゾットに歯ごたえのあるエリンギが際立つ♪
マッシュルーム切り、アワビ切り、メンマ切り、ホタテ切りにしたエリンギのバターソテーを乗せた「不思議食感リゾット」が完成しました。切り方を変えただけで、違うきのこを使ったような仕上がりになりましたよ♪
香ばしく焼けたエリンギのバターソテーを、リゾットに乗せていただきます♪
リゾットはとろっとろでブイヨンの旨味が染みていて、とってもおいしい!でも、エリンギをまとめて食べてしまうと食感の違いがわからない…。
そこで1つずつ食感を味わってみると、マッシュルーム切りはコリコリとしていて、立体感のある食感。アワビ切りはコリッとしながらも、舌触りがなめらか。メンマ切りは、普段食べているエリンギらしい食感でした。そしてホタテ切りは…3つとは異なり、もっちりしている!
ホタテ切りにしたエリンギが、一番エリンギらしからぬ食感を楽しめました!切り方を変えただけで、いろんなきのこを食べたような、お得な気分も味わえましたよ。
傘と軸の切り方を変えるだけでエリンギのハイパー食感を味わえる♪
『あしたが変わるトリセツショー』で紹介していたエリンギの4種の切り方は、すぐに試せる簡単なテクニックでした。
エリンギの傘は繊維が規則的に縦方向に、軸は繊維が絡まってランダムな状態になっているとのこと。傘と軸に分けて切ると、食感の違いが現れやすいですよ。
きのこの中でも、エリンギは歯ごたえのいいきのこという認識でしたが、ホタテ切りにすると、もっちりとした食感に激変したのが驚きでした。
エリンギの部位によって切り方を変えれば、ハイパー食感を引き出せること請け合いです。とてもお役立ちな情報なので、ぜひお試しを♪そして、リゾットもとろっとおいしく作れるので、合わせて挑戦してみてくださいね!