あなたは、昔話『桃太郎』といえば、どのシーンが頭に浮かびますか。
主人公の桃太郎が、犬、サル、キジを家来に従えるシーンが印象に残っている人はきっと多いでしょう。
しかし中には、立派に成長した桃太郎を、おじいさんとおばあさんが見届けるシーンに、胸を打たれる人もいる…かもしれません。
鬼ヶ島に行こうとする桃太郎に「ちょっと待って!」
漫画家の、レバ美(@rebami2020)さんが公開した、『桃太郎』にまつわる創作漫画が話題になっています。
剣を腰に据えて、鬼ヶ島に行く準備がバッチリな桃太郎。
おじいさんとおばあさんから、「気をつけて行ってくるんだよ」と温かい言葉をかけられたのですが…。

どこからか突然、「ちょっと待ってください!」と声が聞こえてきます。
声の主をたどると…なんと『大きな桃』だったのです!
『大きな桃』は、桃太郎にとって親のような存在。
『大きな桃』が、桃太郎の身を案じるのは、当然のことなのかもしれないですね…。
ツッコミどころは満載ですが…まさかの展開に、クスッとした人は多い模様。このようなコメントが寄せられています。
・感動の再会で果汁が…いや、涙が止まらない。
・家族という概念…!『桃太郎』で家族愛が語られるとは思わなかった。
・思わず吹き出してしまいました。
中には「そんな…あの時確かに割ったはずなのに…」「桃太郎が生まれる時に割れたんじゃなかったの!?」という鋭いコメントも見られました。
「『我が子』の成長を見届けたい」という執念から、気付かぬうちに『自己再生能力』を身に付けたのかもしれないですね!
[文・構成/grape編集部]