2025年6月3日、日本のプロ野球チーム『読売ジャイアンツ(以下、巨人)』の選手で監督も務めた、長嶋茂雄さんが89歳で亡くなりました。
『ミスタープロ野球』の愛称で親しまれた、茂雄さんの突然の訃報に、日本中から悲しみの声が上がっています。
同年5月30日、茂雄さんの息子で元プロ野球選手の、長嶋一茂さんがバラエティ番組『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)に出演。茂雄さんの変わった食生活について明かしていました。
長嶋茂雄、バナナの食べ方が…
番組で一茂さんは、茂雄さんのバナナの食べ方について暴露。
「バナナを半分くらいの折れないところまでむいて、出ている実の半分しか食べない」と変わった食べ方をしているといいます。
ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんからは「殿様食いだ!」とツッコミが入り、スタジオ内は笑いに包まれました。
そんな茂雄さんの『半分だけ残すバナナの食べ方』は、自宅以外でも見られたとか。
1993年、茂雄さんが監督を務める『巨人』で選手としてプレーしていた、一茂さん。当時『巨人』のホーム球場だった『後楽園球場』の食堂で、ある光景を目にしたそうで…。
(食堂のテーブルの上に、茂雄さんが食べた)バナナの食いかけがもう10本ぐらいブワーって並ぶ。
んで俺がなぜか怒られてたわけ。つまり親父にはみんな怒れないから。
(チームメイトやコーチから)「お前の家はどうなっているんだ」「なんでバナナが10本も置いてあるんだ」と。
(父親が)多分食べたのを忘れているんですよ。
ザワつく!金曜日 ーより引用
なんと茂雄さんは、食べたバナナの存在を忘れて、そのままテーブルに置いたままにしてしまうというのです!
茂雄さんは、監督という肩書だけではなく、野球が好きな人なら誰もが知るスーパースター。
周囲の人間が『食べかけのバナナ』について、誰も指摘できなかったのは仕方のないことだったのかもしれませんね。
『ミスタープロ野球』の意外な一面には、「一茂さんがとばっちりを受けているじゃん」「天然すぎるエピソードですね。まさに『そんなバナナ』」といった声が寄せられました。
野球界のスーパースターとして多くの人に夢と希望を与えてきた、茂雄さん。
多くの人から愛されたのは、野球のプレーだけではなく、明るくてちょっぴり天然なキャラクターも関係していたのでしょうね。
[文・構成/grape編集部]