とろとろの食感が魅力の『スクランブルエッグ』。
フライパンで炒めるだけのシンプルな料理に思えますが、火加減や混ぜ方次第で仕上がりが大きく変わってくるため、意外に調理が難しいものです。
そこで、炒めずにおいしく作れるコツをインターネット上で見つけたので、実際に試してみました。
ふわとろのコツは『湯せん』!
使う材料は以下の通りです。
【材料(1~2人ぶん)】
・卵 3個
・牛乳 大さじ3杯
・塩 適量
・黒胡椒 適量
・ケチャップ 適量

大きめのフライパンに水を張って、沸騰させましょう。

耐熱ボウルに材料をすべて入れて、よくかき混ぜます。牛乳の量は、卵1個に大さじ1杯が目安です。多めに作りたい場合は、この比率で量を増やしましょう。
ガラス製やホーロー製のボウルは熱伝導が悪いので、熱が伝わりやすい『ステンレス製』のボウルを使うのがおすすめです。

沸騰したら弱火にし、ボウルをお湯にそっと浸します。

卵が固まり始めたら、周囲から中心に寄せるようにヘラで混ぜていきましょう。ボウルが熱い場合は、鍋つかみを使うと安心です。

卵は火が通りやすいので、とろとろになる一歩手前で、ボウルをお湯から引き上げましょう。様子を見ながら、数回かき混ぜて仕上げます。

お皿に盛り付け、黒胡椒とケチャップをかければ完成です。

とろけるような味わいで、口の中に卵の風味がふんわりと広がりました。
スクランブルエッグとしてそのまま味わえるのはもちろん、チキンライスやナポリタンのトッピングにもぴったりです。
直火で作る方法とは違い、加熱しすぎによる失敗を防げるでしょう。ホテルで出されるようなリッチなスクランブルエッグを味わいたい時は、ぜひ『湯せん』で作ってみてください。
[文・構成/grape編集部]