ロールスクリーンは、カーテンとは違う雰囲気を楽しめる一方で、お手入れ方法に悩んでしまうものです。
手あかや飲食物などの汚れはハンディーモップで取れないため、「水拭きできるのか」「洗濯機で洗濯できるのか」と、疑問ばかりが浮かんでくるでしょう。
立川ブラインド工業株式会社のウェブサイトでは、ロールスクリーンのお手入れ方法を紹介しています。
まずはロールスクリーンの洗濯表示をチェック!

※写真はイメージ
ロールスクリーンは洗濯できないイメージがあるかもしれませんが、製品によっては洗濯が可能です。
洗濯機を使える場合もあれば、手洗いのみOKという場合もあるので、洗濯表示を見て『何ができるのか』を確認しましょう。
ロールスクリーンに書かれている、一般的な洗濯表示は以下のとおりです。
洗濯表示意味水の入ったおけが書かれている。洗濯機での洗濯が可能。30や40などの表示は液温の限度。水の入ったおけに手が入っている。洗濯は手洗いのみ。四角い枠の中に丸があり、さらにバツが書かれている。タンブル乾燥不可。円の中にPやFが書かれており、さらにバツが書かれている。洗濯機での洗濯が可能なロールスクリーンは、取り外すことで丸洗いできます。
スクリーンを巻き上げてから取り外すのはどのロールスクリーンも共通していますが、種類や設置方法によって、取り外し方が変わる点に注意しましょう。
洗濯するほどでもないという場合は、吊るしたまま掃除できる『水拭き』がおすすめです。
汚れがついてもサッと水拭きでき、中性洗剤を含ませた布も使えます。生地の取外しが大変な大窓や、結露しやすい窓にもおすすめ!
タチカワブラインド ーより引用
軽い汚れの場合は、固く絞った雑巾やタオルで水拭きしましょう。皮脂汚れなどがある場合は、中性洗剤を水で薄めた溶液を使います。
少量の中性洗剤を入れた水に雑巾を浸し、固く絞ってから、汚れが気になる部分を『叩くように』拭きましょう。
汚れが取れたら洗剤が取れるまで水拭きして、乾いたタオルで水気を拭き取って乾燥させます。
洗濯も水拭きもできない場合は、ハンディーモップなどで埃を取り除きましょう。
「ウォッシャブル」「水拭き」の生地を使ったロールスクリーンも、日常のお手入れはハタキで行えます。
タチカワブラインド ーより引用
ロールスクリーンの掃除方法は、生地の種類によって変わります。
水NGの生地を水拭きすると染みの原因にもなるので、洗濯表示のほか、取扱説明書を確認した上で掃除しましょう。
[文・構成/grape編集部]