テレビを設置する上で欠かせないテレビボード。
大きさやデザインなど選ぶ時のポイントはいくつかありますが、利便性も求める場合は『収納力』も大切です。
家具やインテリア雑貨を取り扱う、BDコーポレーション株式会社が運営する『ボー・デコール オンライン』では、収納をメインにしたテレビボードの選び方を紹介しています。
テレビボードに収納力は必要なのか?

※写真はイメージ
テレビボードを選ぶ時のポイントは人それぞれ。なかには、「収納力は重要なのか」と思う人もいるでしょう。
テレビ周りはAV機器やゲーム機器、DVDなどのメディア、ACアダプター、リモコンなどさまざまなものであふれがちです。
テレビボードに収納力があれば、散らかりを防げるだけでなく、スムースに出し入れできます。
選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
ポイント1.収納方法
テレビボードには、扉や引き出しなどがある『クローズドボード』と、それらがない『オープンボード』の2つがあります。
見せる収納と隠す収納とでは見た目が大きく変わるので、『理想の部屋』をイメージして決めるのがおすすめです。
クローズドボードのメリットは、見た目がすっきりすることや棚にホコリがたまりにくいこと。配線を通す穴があるものを選べば、配線のごちゃつきを抑えられます。
一方オープンボードは、おしゃれな雰囲気で、排熱をスムースに行えるのがメリットです。
「ものを全部見せるのは抵抗がある」という人は、部分的にオープンになっているデザインのものを選ぶといいでしょう。
ポイント2.収納量
何を収納したいかによって、適したテレビボードが変わります。
リモコンやAV機器くらしか収納しないという場合は、収納力よりデザイン性を重視したテレビボードを選ぶのもいいでしょう。
反対に、ゲーム機やAV機器などテレビに接続するものに加え、生活小物も収納したい場合は、収納力が高いテレビボードがおすすめです。
とはいえ、収納力が増えるとテレビボード自体も大きくなるので、部屋全体のバランスを見て決めるようにしてください。
ポイント3.耐荷重
『耐荷重』とは、荷物を載せても壊れない、もしくは壊れない程度に支えられる重さのことです。
テレビボードに載せるのは『テレビ+α』なので、テレビに重量があると、追加で載せられるものが少なくなってしまいます。
テレビ周辺機器やゲーム機器・アンプなどの機械系グッズは意外と重く、耐荷重を超えてしまうと破損のリスクが高まります。DVDソフトやゲームソフトなども一緒に収納したいなら、さらに負荷をかけることに。
ボー・デコール オンライン ーより引用
テレビボードを買ってから何を入れるか考えるよりも、入れるものを決めてからテレビボードを選んだほうがいいでしょう。
ポイント4.部屋に合わせる
「収納力はあるけど圧迫感がある」「テレビボードのせいで部屋が狭くなった」となっては意味がありません。
収納力とデザイン性が両立した、自分の部屋にマッチするものを選んでください。
一般的なタイプは次のとおりです。
・ロータイプ:高さ50cm以下の背が低いタイプ。
・ハイタイプ:高さ50cm以上の背が高いタイプ。
・コーナータイプ:部屋の角に設置できるL字型タイプ。
・伸縮タイプ:可動式の棚が付いた、長さや角度を調節できるタイプ。
・壁掛けタイプ:フロートタイプとも呼ばれる、壁に取り付けるタイプ。
模様替えを頻繁に行う人は、移動しやすいようキャスター付きのものを選ぶといいでしょう。
ポイント5.テレビに合わせる
テレビボードがテレビの大きさと合っていないと、バランスが悪くなってしまいます。
選ぶ際は、テレビとテレビボードの『黄金比』を意識するのがポイント。正面から見た時に、テレビとテレビボードの下の両角を結ぶと三角形になるサイズが理想です。
設置する部屋の大きさにもよりますが、テレビ本体の両脇に10cm以上の余裕があるとちょうどいいバランスを保てるでしょう。
テレビボードは大きさも重量もあり、頻繁に買い替えるものではありません。さまざまな観点からしっかり吟味し、自分にぴったりなものを選んでくださいね。
[文・構成/grape編集部]