トイレは、住まいの中でも特にプライバシーの確保が求められる空間です。しかし、窓や出入り口の位置によっては、ふとした視線が気になることもあるでしょう。
また、生活感があふれる掃除用品なども、なるべく見えないようにしたいところ。
これらの悩みを解決するのに役立つのが、株式会社LIXILが運営する、『LIXIL SQUARE』のウェブサイトで紹介されているアイディアです。
隠したい場所に応じた工夫をして、トイレを快適な空間にしましょう。
場所別の目隠しアイディア

※写真はイメージ
トイレ内外には、目隠しが必要な場所がいくつかあります。それぞれの場所に適した目隠し対策を見ていきましょう。
窓
たとえ窓がすりガラスや曇りガラスであっても、開けた時に外からトイレ内が見えてしまうことがあります。
特に、引き違い窓の場合は窓の開く面積が大きいため、何も目隠しをしていない状態では離れたところからでもトイレ内が見えてしまうことがあります。
LIXIL SQUARE ーより引用
トイレの小窓には、光を適度に取り入れつつ視線を遮れる、『カフェカーテン』を設置するのがぴったりです。デザイン次第で、空間をおしゃれに演出できます。
開閉したい場合は、『シェードカーテン』がおすすめ。カーテンよりもスタイリッシュな印象に仕上がるでしょう。
また、飾り棚を窓枠に取り付けたり棚に観葉植物や雑貨を置いたりすれば、自然な目隠しが可能です。
光を遮らずに取り込めるので、トイレ内の明るさや開放感をそのまま活かせます。インテリアのアクセントとしても楽しめるアイディアです。
収納

※写真はイメージ
扉が付いていないオープンタイプの収納棚は、中のトイレットペーパーや掃除用品などが目に付きやすく、生活感が出てしまうもの。
そのような場合は、収納棚の前面にカーテンを取り付けると中身を隠せて便利です。
そのほか、収納ボックスを活用する方法も。カゴやケースを使えば外から中身が見えないだけでなく、収納棚が整うので一石二鳥です。
デザインを統一すれば、見た目もすっきりします。アイテムごとに分別して、使いやすさもアップさせてみましょう。
出入り口
トイレの出入り口がほかの部屋から見える間取りの場合は、目隠しをしておくと来客時にも気を使わず、快適に過ごせます。
出入り口には、『のれんタイプのカーテン』を取り付けましょう。開閉しなくてもいいので出入りしやすくて便利です。
ほかにも、天井にカーテンレールを取り付けてカーテンを設置する方法もあります。間口の幅に合わせて、どのタイプのカーテンを設置するか選んでください。
また、背の高いパーテーションの設置もおすすめです。デザインにこだわれば、間仕切りとしても使えます。
トイレの要所要所を目隠しすれば、プライバシーが確保されるだけでなく、空間全体がより快適でおしゃれに仕上がるでしょう。ぜひ取り入れてみてください。
[文・構成/grape編集部]