内窓は風情があって素敵ですが、「今どきの二重窓にしたいな」と感じる人もいるのではないでしょうか。
そのような時には、手軽にできるDIYでおしゃれにアレンジしてみるのがおすすめです。
DIYで築古物件を垢抜けた住宅にしている、ゆめあ(yumea.home)さんは、レトロな雰囲気の内窓を、おしゃれな二重窓風にアレンジしています。
※動画はInstagram上で再生できます。
DIYでレトロな内窓を二重窓に
ゆめあさんが紹介する方法は、100円ショップの『ダイソー』やホームセンターで材料をそろえられるうえに、作り方もシンプルです。
DIY初心者でも挑戦しやすい、そのアイディアを見てみましょう。
【材料】
・『ペーパークラフトバンド(ナチュラルカラー)』
・『多用途強力両面テープ』
・『配線カバー(2本、ホワイト)』
・マスキングテープ
・『ハモニカーボ』またはプラダンボール
・ジョイナー
『ハモニカーボ』は、アクリサンデー株式会社が製造販売している、強度のある中空構造シート。サイズにもよりますが、ホームセンターなどで2千円ほどで購入できます。
ジョイナーは、『ハモニカーボ』の端に付けるアイテムですが、なくても作れるそうです。
まず、窓のサイズに合わせて、カッターでハモニカーボをカットしていきます。
ハモニカーボは端が鋭くなりやすいため、ケガをしないよう十分に注意して作業してください。

カットしたハモニカーボに、『ペーパークラフトバンド』とマスキングテープを交互に貼ります。
『ペーパークラフトバンド』は両面テープを付けて貼ってください。

ハモニカーボからはみ出した部分は、ハサミやカッターで切っておきましょう。

次に、ハモニカーボをはめ込むための『枠』を作ります。配線カバーを、内窓の上下左右に両面テープでしっかり貼り付けてください。
上下だけでなく左右にも配線カバーを貼ることで、隙間風を防止できます。

最後に、配線カバーで作った『枠』に、ハモニカーボをセットすれば完成です。余った材料で取っ手を作ると開閉しやすくなりますよ。

おしゃれな見た目に生まれ変わっただけでなく、二重窓ならではの断熱効果もしっかり実感できるでしょう。寒暖差が気になる場所の窓に取り入れてみるのもよさそうですね。
手軽にそろうアイテムだけで、レトロな内窓をおしゃれな二重窓に変身させられる簡単DIY。マスキングテープの色や柄を工夫すれば、仕上がりの印象を自由に変えられます。

本格的なリフォームを検討する前に、ゆめあさんのDIYを試してみてください。
[文・構成/grape編集部]