冷凍したご飯を電子レンジで温めた時、中心部だけが冷たいままの状態になるなど、うまく解凍できなかったことはありませんか。
この加熱ムラは、冷凍する時のご飯の包み方が原因の可能性があります。
さまざまな『暮らし術』を発信している、のぼ(nobo_room_life)さんによると、包み方を少し工夫するだけで冷凍ご飯をムラなく温められるようになるそうです。
本記事では、のぼさんのInstagramから、ムラなく解凍できるご飯の保存方法を紹介します。
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解凍時間も短縮!冷凍ご飯をムラなく解凍する裏技
炊いたご飯をラップに包んで冷凍する時、平たく丸めて包んでいる人は多いでしょう。
しかし、その形で加熱すると温まり方にムラが出やすく、温め直しが必要になることもあります。
のぼさんによると、ご飯をドーナツの形にして冷凍すると、解凍時にムラなく加熱できるそうです。
「ドーナツの形にするのは手間がかかりそう」と思う人もいるかもしれませんが、簡単にできます。
まず、ラップをテーブルやまな板の上に広げ、その上に冷凍したいご飯をのせましょう。

ご飯の真ん中にドーナツのように穴を開けましょう。しゃもじを使って、やさしく中央をかき分けるようにすると、きれいな形に整えられます。

穴が潰れないように注意しながら、ラップで包めば完成です。

冷凍庫に入れる際も、穴が潰れないように気を付けましょう。

のぼさんは、ドーナツ型に包んだご飯と通常の丸めたご飯の解凍時間を比較しています。
検証では、ドーナツ型は600Wで1分半加熱するとムラなく温まりましたが、普通に丸めたものは同じ加熱時間では解凍できていない部分があったそうです。
ムラなく加熱できるだけでなく、解凍時間の短縮にもつながりますね。
スムースに食事の準備ができるよう、ドーナツ型にしてご飯を保存してみてください。
[文・構成/grape編集部]