日常の風景に心が動いた時や、ふと目に留まった瞬間、思わずカメラを向けてしまうことがあるでしょう。

「これ、なんで写真を撮ったんだっけ、と謎でしたが…」

そんな言葉とともに、1枚の写真をXに投稿したのは、三浦くもり(@miurakumori)さんです。

三浦さんが撮影していたのは、お出かけ中のワンシーン。一体、どのような写真だったのかというと…。

「これ、なんで写真撮ったんだっけ」 その理由に「気付いて声出た」「この感性を持ちたい」
ユニクロの店内看板

写っていたのは、『お会計』『店舗受取り』『試着室』と書かれた、店内の案内看板でした。

これは、埼玉県にあるショッピングモールにて、ファストファッションブランドの『ユニクロ』を訪れた際に撮影したものだといいます。

一見なんの変哲もない看板で、「どうして、わざわざ撮影したのだろう」と不思議に思った人は多いでしょう。

三浦さんは、なぜこの写真を撮ったのかを思い出し、このようにつづりました。

「『5・7・5』だからでした」

そう、この看板に書かれた文字が、俳句の詩形の1つ『5・7・5』にピタリと当てはまっていたのです!

日頃から短歌を詠んでいるという三浦さん。だからこそ、この『気付き』を逃さなかったのでしょう。

投稿には4万件以上の『いいね』が寄せられ、このような声が上がりました。

・さすがです。その気付きに「座布団1枚!」といいたい。

・こういう感性を持って、生きたい。

・洋服店で『雅』を見出すとは…。

・本当だ!これはすごい。気付いて声が出ました。

何気ない日常の中にも、風流やユーモアが潜んでいるもの。そんな視点で世界を眺めてみると、毎日がさらに、面白く感じられそうですよね。

ふとした時に過去の写真を見返してみれば、『その時の自分』と再会できて、思わぬ発見が待っているかもしれませんよ!

[文・構成/grape編集部]

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