食事作りから後片付けまでを効率よく終わらせるために、欠かせないのが『洗い物』です。負担を少しでも減らすため、調理後の汚れを簡単に落とす方法を実践してみましょう。
家事を楽にするライフハックを紹介しているのは、『笑顔がふえるくらし術』を発信している、ぴみ(pimi_kurashi)さんです。
本記事では、ぴみさんのInstagramから、調理後の洗い物を楽にする3つの家事テクを紹介します。
落としにくいまな板の汚れを簡単に除去
ニンジンを細かく切った後のまな板には、オレンジ色の着色汚れが残りやすいものです。食器用洗剤でも落ちにくく、お手入れのたびにイライラしてしまう人もいるでしょう。

この悩みを解決するため、ぴみさんが用意したのは油です。

汚れたまな板に油を垂らし、キッチンペーパーで塗り広げながらこすりましょう。

この時点で着色汚れがほぼ落ちているのが分かります。
その後は通常通り、食器用洗剤とスポンジで油のベタつきを洗い流してください。

真っ白に戻ったまな板は見ていて気持ちがよく、ストレスなくお手入れを終えられます。

ニンジンの着色汚れは、野菜に含まれるβカロテンという色素が原因です。この色素は油に溶けやすいため、油を使えば落ちやすくなります。
βカロテンを含む野菜にはカボチャや小松菜、ニラなどもあり、まな板以外の調理器具にも応用可能です。
魚の臭いやヌメリを落とす簡単対処法
まな板に魚の臭いやヌメリが残った場合は、塩と酢を使いましょう。

まな板に両方を振りかけ、丸めた食品用ラップでこすってください。

水で洗い流したら完了です。

塩の研磨作用でヌメリを落とし、酢が生臭さを取り除きます。
魚の臭いの原因は、アルカリ性の性質を持つ『トリメチルアミン』です。酸性の酢を加えることで中和され、臭いが軽減されます。
レモン汁やクエン酸でも同様の効果が得られるので、使いやすいもので試してみてください。
さらに手間を減らす便利アイディア
「たとえ簡単な方法でも、毎回のお手入れは面倒…」という人には、便利アイテムを使う方法もおすすめです。
ぴみさんが愛用しているのは、株式会社医食同源ドットコムが販売する『Nanoni 抗菌まな板シート(ミシン目入り)』。

銀イオン配合で抗菌性があり、ミシン目入りなので手で簡単にカットできます。

シート裏面は滑りにくく、汚れたらすぐに交換可能。食材の色移りや臭い移りを防げます。

カボチャのようなかたい食材を切っても破れにくく、食材を変えるたびにまな板を洗う手間を省けるのも魅力。普段の調理はもちろん、アウトドアでも活躍するでしょう。
『Nanoni 抗菌まな板シート(ミシン目入り)』は、ウェブサイトや各種ショッピングサイトで購入できます。11枚入りで税込み547円、1枚あたり約50円で洗い物の手間を軽減できるアイテムです。
「食事作りは好きでも、後片付けは面倒」と感じる人は多いはずです。ちょっとしたコツや身近なアイテムを取り入れれば、負担を減らせます。効率よく作業を終えて、家事ストレスを和らげましょう。
[文・構成/grape編集部]