夏はトマトやキュウリ、ナスなど、みずみずしい旬の野菜が豊富に出回ります。しかし、調理や下処理に手間を感じることもあるでしょう。
例えば「皮をむくのが面倒」「保存がきかない」といった悩みも、少しの工夫で解消できます。
本記事では、Instagramで『ゆる家事ハック』を発信する、くるみん(kurumin_kurashi)さんの投稿から、夏野菜を手軽においしく扱える裏技を7つ紹介します。
夏野菜をもっと手軽においしく!知って得する裏技7選
どれもすぐに試せる方法ばかりなので、お気に入りの野菜でぜひ実践してみてください。
1.トマトは冷凍&流水でつるんと皮むき
トマトは丸ごと冷凍しておき、食べる前に流水をあてるだけで驚くほど簡単に皮がむけます。


凍らせることで水分が膨張し、トマトの皮が自然にはがれやすくなるためです。加熱料理はもちろん、冷製パスタにもよく合います。
2.オクラはネットのまま洗って板ずり不要
産毛が気になるオクラは、購入時のネットに入れたまま流水でこするだけでスベスベに。まな板や塩を使う板ずりをしなくてもよく、手も汚れません。

3.トウモロコシは皮付きレンチンで簡単にむける
トウモロコシは、皮付きのまま600Wの電子レンジで5分加熱し、根元を皮ごと切りましょう。


先端を持って押し出せば、実だけがスルッと取り出せます。これは加熱で実が縮み、皮がゆるむことで間に隙間ができるためです。手が汚れず、鍋いらずで手早く調理できます。

4.アスパラガスは折れる位置が皮むきの目安
アスパラガスは根元を切り落とし、穂先と根元を持って軽く曲げると、自然に折れそうになる部分があります。

そこから下は筋が多いため、ピーラーで皮をむきましょう。

ラップで包んで冷凍すれば、約3週間保存できます。

5.キュウリは冷凍で時短&保存
洗って水気を切ったら、ラップで包み保存袋に入れて冷凍しましょう。


使う時は流水で解凍すると包丁でスムースに切れ、軽くしぼれば浅漬けや酢の物にも活用できます。


長期保存ができ、調理の手間も減らせる方法です。
6.ナスは縦に立てて切って無駄なし
先端を切り落とし、ヘタ部分を下にして縦に立てます。その状態でヘタ周りを削るように切ると、可食部を無駄なく使えます。

7.大葉は水に浸けて鮮度キープ
大葉の茎の先端をカットします。

少量の水を入れた袋に茎だけを差し込みましょう。

上からクリップで袋をとめて冷蔵庫で立てて保存すれば、乾燥を防ぎしなびにくくなります。

くるみんさんのInstagramには、以下のようなコメントが寄せられています。
・キュウリも冷凍できるのですね。
・ほとんど知らなかったので試します。
・野菜は悪くなりやすいから効率的に使いたい!
どの方法も簡単ですが、知っているだけで日々の調理がぐっとラクになります。
旬の野菜をおいしく味わえるだけでなく、無駄なく使いきれるのも魅力です。トマトやキュウリ、ナス、オクラなど栄養豊富な夏野菜に、ぜひこれらの裏技を取り入れてみましょう。
[文・構成/grape編集部]