おいしそうな料理やスイーツ、セールなど、看板に誘惑されたことがある人は多いのではないでしょうか。
看板はお客を呼ぶために立てられるので、誘惑される人がいればお店にとっては大成功です。
埼玉県行田市には、誘惑されたら『ある意味終わり』な看板があるのだとか。
摂取カロリーが消費カロリーを上回りそう
埼玉県行田市で発見されたのは、上下に2店舗が並ぶ縦長の看板。
下側には全国展開するスポーツジム『chocoZAP東行田店』の看板があり、その上には同じく全国展開するとんかつ専門店『かつや埼玉行田桜町店』の看板があります。

※写真はイメージ
お気付きでしょうか。『chocoZAP』を出た先に待ち構えているのは、ジューシーな豚肉をサクサク衣で揚げた『とんかつ』です。
目の前に立ちはだかる『かつや』の3文字が、運動後の身体と脳に悪魔のごとくささやいてきます。
一歩進んでは戻るを繰り返し、いつまでも帰れなさそうな看板です。
町中で見つけた気になる看板
町中に立てられる看板は、2度見、3度見してしまうユニークなものもあります。さまざまな地域で発見された、スルーできない看板たちを見てみましょう。
河童が出てこない!?
兵庫県神崎郡にある辻川山公園に建てられたのは、『河童出てきません』という状況を理解するまでに時間のかかりそうな看板。
実は辻川山公園内の池では、民俗学者の柳田國男が書いた『故郷七十年』に登場する河童『ガタロ』をモチーフにした、『河次郎』という河童が定期的に顔を出すのだそう。
もちろん、河次郎は本物の河童ではなく、機械で動く人工の河童。雷の影響により制御盤が壊れ、出て来られなくなってしまったのだとか。
事情を知らなければ、「逆に、河童が本当に出てくることがあったってこと…?」と思ってしまいますね。
大人も子供もワクワクする看板
福井県福井市にあるJR福井駅に建てられた1枚の看板。道路や建物の工事かと思いきや、完成が楽しみでしかない『ある物』の設置工事でした。
看板に書かれていたのは『恐竜ロボット等の設置作業をしています』という、恐竜王国として知られる福井県らしいもの。
「どんなロボットかな」と、思わず毎日様子を見に行きたくなるような看板です。
『よく見るあれ』と何か違う…!
千葉県にある実家へ向かっていた投稿者。
畑が広がるのどかな道を歩いていた時、ミルクの缶でおなじみの『あのコンビニエンスストア(以下、コンビニ)』の看板を見つけました。
看板まで近づいた時、看板とお店の雰囲気から『あのコンビニではない』ことに気付きます。
青と白の配色は『あのコンビニ』と同じですが、ミルク缶ではなくトウモロコシが描かれ、中央には『NOUSON STATION』と書いてあったのです。
まさに、センスとしゃれが光る看板ですね。
[文・構成/grape編集部]