2025年9月12日現在、まだ日中は暑いですが、風は冷たさを帯びてきて、少しずつ秋の訪れを感じますね。
スーパーマーケットなどには、サツマイモを使ったスイーツが並び始めました。
その中でも、持ち運びがしやすく、優しい甘さの『干し芋』は、手に取る人も多いのではないでしょうか。
Instagramでレシピを紹介している、すぅ(su_aisare_recipe)さんは、干し芋を使った珍しい料理を紹介。
購入した干し芋が固かった時でも、このレシピなら、おいしく食べられるといいます。
すぅさんが作ったのは…干し芋を使ったフレンチトースト、その名も『干し芋フレンチ』です!

干し芋をトーストに挟む! 秋のおやつレシピ
『干し芋フレンチ』の材料は、以下のとおり。
【材料】(2人前)
干し芋 適量
食パン 2枚
チーズ 適量
卵 1個
砂糖 大さじ1杯
牛乳 200㎖
生クリーム 大さじ2杯
ハチミツ 適量
ブラックペッパー 適量
バター 適量
まずは、卵、砂糖、牛乳、生クリームを混ぜて、フレンチトーストに欠かせない卵液を作っていきましょう。

ここで、干し芋の登場!
卵液に、15分以上浸します。すぅさんによると、干し芋が固い時は、ひと晩漬けるのがおすすめだそうです。

食パンを縦半分にカットして、卵液に漬けます。好みのフレンチトーストの柔らかさに合わせて、漬け時間は変えてくださいね。

熱したフライパンにバターを入れ、干し芋を両面に焼き色がつくまで焼きます。

干し芋は一度取り出して、もう一度バターをフライパンに入れてから、食パンを焼きましょう。

食パンに焼き目がついたら、片方に干し芋、もう片方のパンにチーズをのせていきます。
卵液が残っているようであれば、ここでパンの下をくぐらせるようにして、フライパンに投入。

それぞれ具材がのったパンを重ね合わせます。

皿に盛りつけたら、ブラックペッパーとハチミツをかけて、トロトロのフレンチトーストの完成です!

干し芋は、卵液に漬ける時間が長くなるごとに柔らかくなり、ひと晩を超えると、ねっとりとした食感になります。
それでも固さが気になる場合は、フライパンで焼く時に、蓋をして1分ほど蒸すと、さらに柔らかくなるそうです。
好みの柔らかさになるように、調整してみてくださいね!
甘じょっぱい味が癖になる、『干し芋フレンチ』。レシピを見た人からは、このような声が上がっていました。
・作ってみたらおいしすぎました!ハムも入れてみましたが、やはり干し芋のほうが合います。
・干し芋ってこんな食べ方もあったんだ!
・初めて見る組み合わせですが、絶対においしい。
『干し芋フレンチ』ができたきっかけは? すぅさんに聞いてみた
干し芋を使ったフレンチトーストという、珍しいレシピを思いついたきっかけはあるのでしょうか。
grapeが、すぅさんに取材してみると、このようなエピソードを語ってくれました。
子供が小さい頃、よく干し芋を買っていました。
色や食感、固さなどが千差万別で、歯が立たないほど固いものもあったのです。
そのまま置いておいても、さらに固くなってしまうので、柔らかくして食べようと、このレシピを考えました。
ちょっと特別なフレンチトーストに、子供たちも大喜びでしたよ。
干し芋をサンドした見た目もかわいいので、ホイップクリームなどを合わせて、秋のおもてなしのデザートとしても、よく作ります!
固い干し芋は、大人でも食べるのが大変です。子供が食べるとなると、なおさらですよね。
『干し芋フレンチ』は、すぅさんの子供への愛情から生まれたレシピだったようです。
あなたも、時間のある休日の朝などに『干し芋フレンチ』を作ってみませんか。
いつもとは違う食べ方で、楽しく秋を過ごせそうですね!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]