陸上で生きる動物の中で、もっとも走るのが速いとされるチーター。

もし素早く駆け抜ける姿を見られれば、とりこになることでしょう。

写真家の沖昌之(@okirakuoki)さんが撮影した猫の姿は、多くの人に野生のチーターを連想させ、注目を集めました。

「かっこよすぎる」という声が上がった、疾走感あふれる猫を、沖さんのコメントとともにご覧ください!

「ヤマト運輸の配達員?」「トムとジェリーみたい」 疾走する猫の写真に反響の声続出!
走る猫の写真

「急いでまーす」

写っているのは、さっそうと、飛び跳ねるようにダッシュする猫。

前方に視線を集中させ、縮こまった体勢で駆け抜ける猫は、まさにチーターをほうふつとさせるでしょう!

勢いよく走る姿は、沖さんのコメント通り、目的地に向かって急いでいる途中にも見えますよね。

Xに投稿された猫の写真には16万件を超える『いいね』がつき、多くの人の想像力をかき立てました。

・走るフォルムが完全にチーターと同じ。

・アニメ『トムとジェリー』に登場するジェリーが実写化されているようだ…!

・宅配物を急いで届けにいく途中かな。黒猫だし、『ヤマト運輸』の配達員が思い浮かぶ。

・疾走感がすごい。弾丸みたい。

チーターのような猫を撮影した写真家に取材すると…

grapeが沖さんを取材すると、チーターのような猫を撮影した際の裏話を明かしてくれました。

――写真を撮影した時の状況を教えてください。

きょうだいとみられる3匹の猫がじゃれあってる途中に、おもむろに走り出した1匹を撮影しました。

――撮影時の裏話などがあれば教えてください。

この写真は、写真展を開催する北海道で撮影しました。

出会った猫たちが特別なのか、北海道の猫が特別なのかは分かりませんが、いつも撮っている野生の子猫と比べると体力がある印象でしたね。

長時間じゃれあっているにも関わらず、疲れて眠ることもなく、元気いっぱい。

あまりに長時間じゃれあっていたので、撮影するこちらの集中力が切れてしまうぐらいでしたよ。

勢いよく走る姿から、多くの人を「野生のチーターだ」と錯覚させた猫。

『速さの王者』といわれるチーターに負けない迫力と、愛らしさをあわせもつ姿に、猫の奥深い魅力を感じさせられますね…!

なお、沖さんは2025年9月22日現在、北海道札幌市で写真展『これネコ それネコ?』を開催中です。

沖さんが撮影した猫の写真をもっと見たい人は、以下の記事をご覧ください。

「逃げろ」といいそうな猫 写真家が収めた迫力満点の1枚が「強者感半端ない」

「やはり絶滅していなかったんだ」 九州の猫島で撮った1枚に「進化したのか…」

『4万いいね』が付いた猫の1枚 口元を見てみると…?「捕ったどーといってそう」

※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。

[文・構成・取材/grape編集部]

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