お弁当に入れると彩りが増すミニトマト。
手軽で便利な食材ですが、実は詰め方に注意しなくてはいけないことを知っていますか。
詰め方を工夫するだけで、より安心してお弁当を食べられます。
お弁当のミニトマト、ヘタをどうする?
スーパーマーケットで青果部を長年担当してきた、青髪のテツ(@tetsublogorg)さんは、Xに「お弁当に入れるミニトマトはヘタを取ってください!」と投稿しました。

※写真はイメージ
ミニトマトのヘタをつけたままお弁当箱に入れると、雑菌やカビが繁殖しやすく、食中毒の原因になる可能性があるのだそうです。
入れる時は必ずヘタを取り、洗った後は水分をしっかりふき取ることが大切。
シンプルながらも効果的な対策に、「今までつけていた」「初めて知った!」という驚きの反応が集まりました。
ほんの少しの工夫が、家族の安全につながるでしょう。
お弁当を安心して楽しむために
身近な食材や定番のおかずでも、お弁当に入れる際には注意が必要な場合があります。
保存状態や加熱の有無、容器の扱い方などを知っておくと、より安全にお弁当を食べられるでしょう。
かまぼこをお弁当に入れる際の注意点
お弁当に彩りを添えてくれる、かまぼこ。
「火を通さずにそのまま入れて大丈夫?」と不安に思う人もいるかもしれません。
かまぼこやちくわなどの水産練り製品を中心に製造、販売する、紀文食品のウェブサイトによると、かまぼこはすでに加熱済み食品のため、そのままカットしてお弁当に詰めても問題ないそうです。
ただし、パッケージは詰める直前に開け、一緒に入れるおかずやご飯はしっかり冷ましてから入れましょう。
ご飯やおかずを熱いまま入れると、お弁当が傷みやすくなるほか、かまぼこの表面が溶けてしまうことがあります。
お弁当に入れないほうがよいメニュー3選
お弁当に欠かせないと思われている食材の中には、実は劣化しやすく注意が必要なものもあります。
その食材を紹介しているのは、Instagramで便利なキッチン雑貨について発信している、くらし屋(kurashiya_official)の投稿です。
長時間持ち歩くお弁当に、煮物や混ぜご飯、半熟卵といったメニューを入れると、傷みやすくなってしまうのだそう。
どれも家庭で人気のメニューですが、水分やでんぷんの劣化、細菌繁殖のリスクが高いため、お弁当には不向きです。
お弁当を作る際は、安全を意識してメニューを考えましょう。
お弁当を安全に温める方法
忙しい日は、コンビニエンスストアで販売されているお弁当が役に立ちます。
食べようと電子レンジで温める際は、ちょっとした注意が必要です。
液晶テレビやスマート家電の製造、販売を手がける、シャープ株式会社のウェブサイトでは、電子レンジの専用メニューを活用するか、パッケージに記載されたワット数や加熱時間を参考にすることを推奨しています。
さらに、中身や容器の素材によっては、温める前に取り出してほうがいいものもあるそうです。
[文・構成/grape編集部]