お弁当作りでもっとも気をつけたいのは、食材の劣化です。

保冷剤を入れていても、知らないうちに傷んでいる可能性があるとしたら、不安になりますよね。

お弁当を安全に持ち運ぶためには、準備の仕方や詰め方に注意が必要です。

お弁当を安全に持ち運ぶ方法とは?

高温多湿の環境で長時間お弁当を置いておくと、食中毒のリスクが一気に高まります。

食品の安全と衛生管理を推進する公益社団法人、日本食品衛生協会によると、お弁当を安全に持ち運ぶには保冷だけでなく、作り方の工夫も重要だそうです。

例えば、生ものや水分の多い食材を避ける、中心部までしっかり加熱する、詰める前に冷ましてから容器に入れるなど、調理の段階から衛生面に気を配る必要があります。清潔な器具や容器を使うことも大切です。

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揚げたてのから揚げ

※写真はイメージ

また、作ってから食べるまでの時間が開きすぎると、食中毒のリスクが高まるため、冷蔵庫や保冷バッグを活用して、高温の環境に長く置かない工夫をしましょう。

安心しておいしくお弁当を食べられるよう、衛生的な調理と保管方法を徹底してくださいね。

お弁当を安全に楽しむために

お弁当作りは、彩りや栄養に気を配るだけでなく、衛生面も大切です。

調理や保存の方法を工夫することで、リスクを下げられるでしょう。

お弁当作りで避けるべきNG行為

手作りのお弁当は、彩りや栄養バランスを考えながら作る楽しみがあります。

しかし、調理や保存の仕方を誤ると、せっかくのお弁当が体調不良の原因になることも。

農林水産省によると、ついやりがちな行為が、食中毒のリスクを高めることにもつながるそうです。

例えば、熱々のまま蓋を閉めたり、作り置きのおかずを再加熱せずに詰めたりといった、一見些細なことが食中毒の危険につながります。

お弁当を守るダイソーのアイテム

お弁当作りの際、清潔な調理や保冷といった基本対策に加えて、使うアイテムを変えることでも食中毒対策になります。

100円ショップの『ダイソー』(daiso_official)のInstagramで注目を集めたのは、抗菌アルミカップです。

サイズ展開も豊富で、用途に合わせて選べる点も魅力。普段のお弁当作りに取り入れることで、手軽に対策ができるでしょう。

ミニトマトはヘタを外してから

お弁当は、作ってから食べるまでの時間が空くため傷みやすいといわれています。

意外に見落としがちなのが、彩りに欠かせないミニトマト。

ヘタの部分は菌が繁殖しやすいため、詰める前に取り除き、水分をしっかり拭き取ることが推奨されています。

ほんの少しの工夫をして、家族の身体を守りましょう。

[文・構成/grape編集部]

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