若い世代が日常的に使う独特ないい回しやスラングを指す、『若者言葉』。
時代に合わせて変化し、流行や文化の影響を受けながら新しい表現が次々と生まれています。
『平成ギャル』が使っていた、懐かしの言葉3選
平成では、たくさんの『若者言葉』が生まれました。
平成で生まれ、令和の現在でも比較的使われている言葉の中には、泣いている様子を表す『ぴえん』や、調べものをする時に使う『ググる』などがありますよね。
今回は、平成で流行った『若者言葉』を3つ紹介します。
チョベリグ
あなたは『チョベリグ』という言葉を聞いたことはありますか。
知らない人は、「別の惑星の言葉かな?」と思うでしょう。しかし、『平成ギャル文化』が全盛期だった頃は、街中や学校などで当たり前のように使われていた言葉です。
ヒントは、『今の気分』を表す言葉で、英語と日本語を組み合わせた略語。
一体この言葉が何を意味するのでしょうか。気になる正解は…。

※写真はイメージ
正解は、『超ベリーグッド』の略で、「とてもよい」や「最高」という意味です。
例えば、友人のファッションを褒める時に、「今日のコーデ、チョベリグ!」といった感じで使われていました。
ちなみに、「かなり悪い」「最悪」という気持ちを表す時には、『超ベリーバッド』を略した『チョベリバ』が使われていたそうですよ。
オケる
続いては、『オケる』。
「放課後、みんなでオケろうよ!」といった形で使われており、こちらも略語です。
もしかしたら、令和の若者の間でもまだ使われているかもしれません。
どんな意味なのか分かりますか。少し考えてから下にスクロールして、正解を見てみましょう。

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そう、正解は「カラオケに行く」という意味です!
平成は、多くのヒット曲が誕生したことから、若者の間でブームとなった、カラオケ。放課後や休日に友人同士で集まって歌うのが日常になっていた人もいるでしょう。
そんな背景から「オケる」という言葉が生まれ、会話の中で気軽に「オケろう!」と誘い合う文化が広がっていったようです。
MK5(エムケーファイブ)
最後の問題は、『MK5』。
もはや言葉なのか疑いたくなるほどですが、れっきとした『若者言葉』です。
基本的に『MK5』を使う時は、ポジティブな感情ではありません。
いかがですか。では、正解を見てみましょう。

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正解は、「マジでキレる5秒前」の略語!
怒りの頂点に達する直前の状態を表す言葉で、メールなどのやり取りでも使われていました。
現在ではほとんど聞かれなくなりましたが、平成ならではの独特な略語として、懐かしさを感じる人もいるでしょう。
「よくそんなこと思いつくよな」と思わず感心してしまう『若者言葉』。
平成時代に流行った言葉が現在も使われているケースもあれば、今ではあまり耳にしなくなった言葉も多いでしょう。
令和の若者も、今の時代にあった『若者言葉』を生み出し、友人同士の会話で楽しんでいるかもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]