高度なコンピューター技術を使い、システムを解析する『ハッカー』。

ドラマや映画では、任務を終えた後に「よーし、いい子だ」と、機械に語りかけるシーンがおなじみですよね。

伊東(@ito_44_3)さんは、そんな凄腕のハッカーが登場する漫画を描きました。

ハッカーが慣れた手つきでサーバーへの侵入に成功し、「よーし!いい子だ」とつぶやいた瞬間…。

ハッカーが「いい子」とつぶやいて… 愛犬の反応に「めっちゃ好き」「最高だわ」
ハッカーと愛犬のやり取りを描いた漫画の写真

なんと、愛犬が駆け寄ってきたのです!

どうやら「いい子」という言葉を、自分への呼びかけだと勘違いした様子。きっと、日頃からハッカーにたくさん褒められているのでしょう。

怪しげな雰囲気のハッカーが、愛犬にはデレデレな『ギャップ』を想像すると、思わず笑ってしまいますよね。

さらに、パーカーのひもを噛む愛犬を見た仲間が入れる冷静なツッコミも、いいアクセントになっています。

『ゴールデンハッカー』と題した伊東さんの漫画には、Xで9万件を超える『いいね』がつき、大きな反響を呼びました。

・めっちゃ好き。『名前』を呼ばれたと思ってすぐに来るなんて、間違いなくいい子!

・緊迫したシーンが、犬の乱入で一気にほのぼのとした雰囲気になっている!最高の展開!

・きっと、横になっていたらお腹の上にのってきて、トイレに行けないこともあるんだろうなあ…。うらやましい。

「いい子」の言葉に反応する愛犬 漫画で描いた作者を取材

Xで多くの反応が寄せられたことを受けて、grapeは、伊東さんを取材。

犬にメロメロなハッカーを描いた理由や、制作時のこだわりについて聞くと、次のように話してくれました。

ハッカーは、よくパソコンに向かって「よーし、いい子だ」などと言いますよね。

犬を飼っていたら、そのたびに「自分が呼ばれた?」となりそうで、かわいいと思ったからです。

登場する2人の目元は髪や影で隠れており、その分、犬に注目がいく構図となっています。

独自の発想をベースに、作品の細部まで気を配る伊東さん。登場する犬の姿に「かわいい」という声が相次いだのは、構図のこだわりがあってこそかもしれません。

シリアスな場面に突然訪れる癒やしの瞬間は、まさに『いい子』の力そのもの。

犬の存在が、人の心をどれだけ和ませるかを再確認させてくれる作品ですね!

※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。

[文・構成・取材/grape編集部]

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